介護士の転職、職場見学はした方が良いのか

介護の現場は、同じような仕事に見えて、施設によって介護の内容はさまざまとなります。そのため、同じような仕事だから大丈夫と思って転職しても、転職した後に困惑してしまうことも少なくありません。

また、転職する前に、転職先の雰囲気を理解しておくことで、自身と転職先が合っているのか確認することも重要となります。
介護士の転職、職場見学はした方が良いのか、ご紹介いたします。

職員数や利用者数を確認

IT化した我が国において、インターネットで、施設の概要等を見ることができます。そのため、施設に働く職員数や、利用者数などを確認することができます。しかし、実際の現場において、その職員数や利用者数があっているとは限りません。

そのため、実際に職場見学に行き、職場の状況を把握することも重要となります。また、職場見学をする際には、職員と利用者との関わりや、人数配置などを確認すると、転職後のイメージがつきやすくなります。

職員の年齢層を把握する

介護の現場は、人員が不足していることが良く言われていますが、若者の介護士が減少しているのも現状です。そのため、年齢層が高い職員が多い場合には、一人一人の介護の負担が大きいこともあります。

また、自分と同じくらいの年齢層の人がいるか、逆に壮年期が多いのかを確認しておくことが重要となります。介護士の年齢に関しては、実際に目で見なければわからないことも多いため、職場見学を行い確認することが重要となります。

転職先が重点に置いていることを確認

職場見学をするにあたり、説明してくれる職員に、その施設に対する質問をすることができます。そのため、その施設において何を重点において介護をしているのか、また何を目指しているのか知ることができます。

さらに、働く前に知っておきたいことなどを、職場見学で確認し知ることができます。そうすることで、そこに転職するかしないかを、決めることができます。

まとめ

同じような仕事だとしても、介護の現場も、その職場によって様々です。そのため、職場見学を行い、職場環境や処遇、職員や利用者など、細かいことを確認していくことが重要となります。

転職は、第二の人生の始まりであり、失敗しない転職をするためにも、職場見学ができる施設であれば、面接を行う前に見学を行うことが重要となります。また、職場見学では、自身が聞きたい内容や知りたいことなどを、あらかじめまとめておくことも重要となります。