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介護士の転職~転職で何が変わる?

介護の転職、社会福祉法人に転職をするメリットデメリット

介護の現場と言えば、社会福祉法人が多く、働いている介護士も多いのではないでしょうか。
社会福祉法人は、厚生省で認められ、施設を開設することができます。そのため、福祉のための施設であり、利用者の尊厳を第一にしている施設となります。

介護の転職、社会福祉法人に転職するメリットデメリットについて、ご紹介いたします。

国が定めた施設で支援を受けて運営ができる

社会福祉法人に転職するメリットは、やはり国が定めた施設であり、福祉のための施設ということになります。
これは、介護保険制度が改正になり、施設では様々な苦労があります。

その一方で、国が定めた施設である社会福祉法人は、国と一体化となり高齢者のケアを遂行していくことになります。
また、国の基準に沿って行う必要があり、国からの支援を受け運営していくことになります。そのため、社会福祉法人は、倒産することはほとんどありません。

評議員など外部意見を取り入れる

社会福祉法人が設立するにあたり、国の基準として、評議委員会などを設置し、外部の意見を取り入れなければなりません。
そのため、そこで働く介護職員の処遇改善などにおいても、外部の意見を取り入れ前向きに取り組まなければならないのです。

また、内部内のみで審査・査定をしている場合には、介護職員の処遇改善は発展していかないのが現状です。
そのため、外部機関を取り入れて運営している社会福祉法人では、働く職員にとって働きやすい環境づくりを目指しています。

国が認めなければ、処遇改善も厳しい

社会福祉法人の場合、国が認めたことに対し、介護を提供することができます。
そのため、有料サービス等を行うことが難しく、職員の処遇改善は現状では厳しいのが現状です。

メリットとして、国の支援がある一方で、デメリットとして国の助成金が少なければ処遇改善にならないことを理解しておくことが重要となります。
また、介護保険制度のみのサービスだと、施設の利益は少なく、マイナス会計となることも少なくありません。
そのため、社会福祉方針の経営は、国の援助があっても、黒字とは言えないのが現状となります。

まとめ

社会福祉法人は、国の支援の下経営しているため、倒産などはほとんどありません。
また、福祉に従事し、福祉のための施設となるため、介護士としてのやりがいやスキルアップにはつながります。

一方で、高齢化が進んでいる我が国において、社会福祉の財政は悪化しているのが現状です。
そのため、国からの支援があっても、施設経営自体は黒字となっていることは少なく、介護職員の処遇改善は厳しいことは理解しておくことが重要となります。

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