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介護士の転職~転職で何が変わる?

介護の転職、株式会社に転職をするメリットデメリット

介護業界では、株式会社が経営する施設もあり、全国チェーンとなっているところも増加しています。
また、株式会社と聞くと、大手企業のイメージがあり、転職を考える方も多いのではないでしょうか。
介護の転職、株式会社に転職をするメリットデメリットについて、ご紹介いたします。

最大のメリットは、職を失うことはない

株式会社が経営していることもあり、株式会社の介護施設は、倒産することはほとんどありません。

また、施設が経営困難に陥ったとしても、同じ株式会社の中で、吸収合併等を行うため、介護士が職を失うことはほとんどありません。
そのため、定年まで働き続けることが可能となり、安心した生活を送ることができます。
また、給与面などにおいても、未払いとなることはなく、処遇待遇において不安を持つ必要はないといっても過言ではありません。

親元は介護未経験のことが多い

株式会社は、介護施設のみを取り扱っているわけではなく、親元は全く違う企業のことが多いです。そのため、親元の会社は、介護に関する知識が全くないことがおいです。

また、介護未経験者が管理していることからも、介護に対する知識がなく、無謀な要望をしてくることもあります。
そのため、働く職員が行いたい介護、求めている介護を実践することが難しいこともあります。

地方へ転勤もあり得る

医療法人や福祉法人の場合、多くは都道府県にとどまった施設が多く、転勤は同じ都道府県内となることが多いです。

しかし、株式会社の場合、全国各地に施設を構えていることが多く、都道府県外へ転勤する可能性もあります。
また、転勤ができない場合などにおいては、正職員での雇用が難しいことも少なくありません。さらに、株式会社の場合、利益が主としていることが多いため、パートや派遣を増やし利益を出している施設が多いことを理解しておくことが重要となります。

まとめ

株式会社へ転職する場合、倒産しなく職を失うことはないという、大きなメリットはあります。

しかし、介護職員として自身の考えややり方、方針を考えていきたいと考えたとき、主となる親元との考えが一致しなければ、実現することが難しいのが現状です。
株式会社の施設は、企業で働くことと同じで、企業利益を一番に考えるということを理解し、転職することをお勧めします。
そのため、利用者も困窮者ではなく、裕福な方が多く、関わり方等にも十分注意しなければならないことを、理解しておくことが重要です。

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