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介護士の転職~転職で何が変わる?

介護現場を知っている強みを活かした、管理職求人への転職のススメ

介護業界はとかく慢性的な人材不足。
介護現場で働く介護士はもちろん、実は介護施設・事業所の管理職クラス(管理者など)も人材不足であることをご存じでしたか?

今回ご紹介する内容は、介護をしていた強みを活かしての管理職求人への転職について触れてみたいと思います。

他業界含めたら管理職クラスになりたい人はいるけれど・・・

最近ではハローワークの掲載求人もインターネットで見ることができますし、
介護士の転職WEBサイトもそれなりに出回っているので、介護業界の求人を容易に見ることができるような時代となりました。

介護施設・事業所の管理職クラス(事業所の管理者など)の求人もそれなりに見つけることができると思います。

応募者とは逆の立場の採用側(採用担当)の視点で見ると、他業界も含めたら介護施設・事業所の管理職クラスへの応募者はそれなりにいます。
でも他業界からいきなり介護施設・事業所の管理職クラスで採用される人は少ないのが現実です。
それはなぜでしょうか?

介護現場を知っている者がこの業界の管理職クラスに向いている

介護業界・事業所は、やはり「ご利用者様と職員の関係性を知っている人」つまり介護現場を知っている人が管理職クラスとして求められているのです。
それはなぜでしょうか?

2000年(平成12年)4月から始まった介護保険制度により、介護施設・事業所の収入は、簡単に言えば「ご利用者様に使っていただいた介護(サービス)分しかお金が入ってこない」という仕組みになりました。

そして、ご利用者様(ご家族様)は、介護サービスを選ぶことができるようになりました。
反対に言えば「気にいらなければ、介護施設・事業所を変えることができる」ということになったのです。

他業界の事務や管理部門の経験があっても、ただ単にヒト(従業員)の管理や、カネやモノの管理だけしておけばよいという世界ではないのです。

介護業界独特とも言える「介護が必要なご利用者様」と「関わる職員(介護士など)」との関係が理解できていないと施設・事業所の職員から「どうせあの管理職は介護現場のことがわかってくれない」と反感をかったりもします。

だから、介護施設・事業所の管理職クラスは、介護現場を知っている者が向いているということになります。

まとめ

いかがでしたか?
介護現場で何年か経験を積んだ後に、思いきって介護施設・事業所の管理職クラスの転職にチャレンジしてみるのも、ステップアップのチャンスです。
介護業界内での転職を考えている方のひとつの参考になれば幸いです。

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