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就職先としての介護施設

日勤だけで働ける施設はほとんど無い?

介護士に限らず、日勤のみの仕事をしたいと思う人は少なくありません。また、子育て中の女性や、実際に両親の介護をしている方等は、特に夜勤をしない職場を求めています。

しかし、日勤だけで働くことが出来る施設は、少ないのが現状としてあります。
実際に、日勤だけで働ける施設は少ないのか、ご紹介いたします。

デイサービスにも夜勤はある

デイサービスと聞くと、日曜日はお休みで夜勤もない、というイメージを持つ人が多いと思います。しかし、実際は日祝日関係なく、365日営業しているところが増えてきています。
また、デイサービスのみで運営している施設が減少し、高齢者専用住宅の一回にデイサービスがあるところが増えています。

そのため、デイサービスの職員が夜高齢者専用住宅の守衛となることも少なくありません。このように、デイサービスの仕事としては日勤のみにはなりますが、夜は複合施設の当直等をしなければならなく、実際には夜勤があることも増えています。

訪問介護は夜も必要

訪問介護の仕事は、日中の介護業務と思われがちですが、今は夜介護を必要とする高齢者が増えています。また、老老介護や認認介護が増加しており、夜間のおむつ交換や徘徊見守り等ができない人が増えています。

高齢化とともに、日中の介護はもちろんのこと、夜間に訪問介護を依頼する人が増加しているのが現状となります。

そのため、訪問介護事業所自体が、24時間営業している施設が増加傾向にあり、訪問介護士も施設によっては夜勤があります。

訪問入浴には夜勤はない

訪問入浴サービスにおいては、夜中に仕事があることはほとんどないため、夜勤がない仕事となります。

しかし、高齢者の訪問入浴の件数は増えており、また高齢者が夜に入浴したいと希望する人も増えています。そのため、入浴時間が夜ということはありますが、夜中まで入浴することはありません。
しかし、在宅で介護を行う人が増え、訪問入浴を必要とする高齢者も増えています。

そのため、一日入浴介助を10件以上することも少なくなく、早朝8時~夜22時頃まで働かなければならないのが現状です。

まとめ

介護士にとって、家庭の事情等により夜勤をしない仕事に就きたいと思った時、正職員で探すことはとても難しいことです。

また、国は高齢者を在宅で生活をすることを勧めていることにより、在宅生活を送りながら介護保険サービスを使用する人が増加しています。

そのため、在宅介護施設自体も24時間365日の運営をせざるを得ない状況となり、介護士自体にも24時間365日働かざるを得ない状況となっています。

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