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就職先としての介護施設

認知症を学びたいのであればグループホームが最適

グループホームは認知症の方が、小規模の集団で生活する施設です。グループホームで働く介護福祉士の方はどのような仕事をしているのでしょうか。
また、グループホームで働くことによってどのような知識や技術が身に着くのでしょうか。

 

認知症の勉強をしたいならグループホームが一番適している場所です

グループホームでは認知症の方が落ち着いて快適に生活できるように、様々な工夫をしなければなりません。認知症でも落ち着いて生活できるような環境作り、対応方法などを職員皆で考えていきます。
認知症のケアは日々進化していき、その都度新しい方法が確立されていきますので、研修会に出る機会も他の施設に比べても多いと言われています。
介護福祉士として認知症を勉強したい、認知症の方の人と関わりたいと考える人には理想的なホームだといえます。

 

グループホームの問題点はパートが多いこと、それによる弊害も多い

グループホームの問題点としては、経営問題があります。数多くのグループホームでは経営に余裕が無く、職員を満足に雇えないといった問題があります。
その為、職員は正社員ではなくパートで雇っていることもあります。介護福祉士として正社員で働いているのは全体の10%から40%と言われており、半分以上がパートで働いています。
その為、認知症のケアを行おうとしても、なかなか話し合いをする時間もなく、残業などもできないので認知症のケアが前に進まない現状もあります。

 

民間会社には注意しましょう。倒産にならないか気にしておきましょう

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グループホームは初期資金が少なくても始めることができますので、民間企業も多く参入していることが特徴です。しかし、小さい会社が運営しているグループホームは経営が難航している所が多いです。そういったところでは満足に認知症の勉強ができない環境にあります。
お勧めのグループホームとしては、社会福祉法人や医療法人が運営しているグループホームです。こういったところは特養や老健を持っていますので、一体的に運営しています。
その為、資金的にも問題なくほとんど正社員で雇っている場合が多いのです。
認知症の勉強に対しても積極的なことが多いですので、勉強をしたいと考えている人にはぴったりだと言えます。

 

まとめ

グループホームは認知症を勉強したい人にとっては一番最適な施設だといえます。少人数で行っていますので、利用者との距離も近く、取り組みも行いやすいことが特徴的です。
グループホームでの仕事は大変だと思いがちですが、利用者とともに生活して行く事は本来の介護に一番違い形であると言えます。

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