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持っていると有利な介護系資格

介護力は生活力!排泄介助も生活目線が大切な、介護福祉士という資格3

前々回前回の記事で、「介護福祉士という国家資格は・・・資格取得後のスキルアップは専門的知識プラスアルファの部分が大きいところがある」と書きました。
今回の記事もまた、それに関連するお話です。

介護力がある人は、生活の中での工夫ができる人

専門的知識プラスアルファの部分が大きいところがあるのは、排泄介助においての視点でも同様です。

今回は、便秘気味の方を想定して、他の資格と介護福祉士は、問題に対する視点の違いはどのような部分かを記載してみます。

介護福祉士が試すことは、実は誰もがやっているような方法

排泄介助
便秘気味のご利用者がいたとします。
(ここから先は各々の資格を否定・批判したりするものではありません。くれぐれも誤解のないようにお読みください。)

看護師(または准看護師)は、医療的視点から排便無しが何日か続くと「下剤の内服で排便できないか」「下剤の内服で排便できなければ、座薬を用いたり、摘便をしてみようか」という薬の使用や、肛門から便を摘出するという医療処置的な発想になることが多いと思います。これは看護師(または准看護師)という資格を持ってすればのことであり、決して悪い発想ではなくこれはこれで良い発想だと思います。

一方で介護福祉士は、医療的な資格でない分、発想も生活目線になってきます。
例えば「お腹を“の”の字を書くようにマッサージしてみたらどうか」「散歩という名目でご利用者を誘い、歩く量を増やして腸の運動が活性化すれば排便しやすくなるか」「牛乳やヨーグルトを食べてもらえば排便しやすくなるか」というような発想です。

これらの発想は、難しい事は何ひとつなく、人としてのごく当たり前の生活の中で多くの方がやっている方法とも言えるのではないでしょうか?

こうやって見ると介護福祉士の発想は、特別な知識をもとにした発想ではなく、生活の中に結びついた発想になることが多いというのがお解りいただけますでしょうか?

特別な方法でないからこそ、ご利用者にとって負担が少なくやさしい方法

今回は便秘気味という想定で、介護福祉士的な発想方法を書いてみました。
こうやって見ると、介護福祉士的な発想は、ご利用者様にとって(人間にとって)負担が少なくやさしい方法だと思いませんか?

介護福祉士という資格は、なんとも生活に近く人にやさしい発想力を持った国家資格であると思いませんか?
そんな、生活目線で仕事ができる介護福祉士を、あなたも目指してみませんか?

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