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介護士のお仕事

介護福祉士と社会福祉士どちらがお勧め?

福祉の資格は様々な資格がありますが、良く知られているものとしては、介護福祉士と社会福祉士があります。どちらも福祉の仕事ですが、その仕事内容や目的には大きな違いもあります。

また、求人数にも違いがあります。
介護業界が未経験の方にはどちらの方が取得はおすすめなのでしょうか?

 

求人数が多いのは介護福祉士

介護福祉士と社会福祉士では求人の数は圧倒的に介護福祉士の方が多いといわれています。

そのため、就職活動が容易であったり、様々な職場を比較して仕事場を選びたいと思っている方は介護福祉士の方がお勧めです。

介護福祉士の方が求人が多い理由としては、まず対象者が多いということが理由として挙げられます。社会福祉士が対象としている方は社会福祉が必要になった方や、生活に困窮しており自分ひとりではどうすることもできない方です。対して介護福祉士の場合は、介護を必要としている方ですのでその数は数十倍も介護を必要としている方が多いのです。

また、社会福祉士の仕事は対象者が困ってから解決するまでの道のりをサポートしますので、ある程度すれば落ち着きますが、介護福祉士の場合は常時介護が必要であり、亡くなるまでの間は介護が必要ですのでその期間も長いです。

年齢が高くなっても続けていけるのが社会福祉士

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介護福祉士は肉体労働です。自身の体を動かして介護を提供していきますので、ある程度の年齢になりますと仕事をしていくこと自体が負担になってしまいます。

また、施設で勤務をする場合は夜勤などをこなしていかないといけませんので、より肉体に負担を掛けることになります。

対して、社会福祉士の主な仕事は相談や連携などであり、肉体労働というよりも事務的な作業の方が圧倒的に多いです。そのため、社会福祉士は年齢を重ねても、ある程度体力が落ちた状態でも十分に仕事ができる資格であるといえます。

まとめ

どちらの資格もメリットやデメリット、特徴などがありますが、最終的にはどのような仕事をしたいのかによります。介護をして高齢者に直接的な支援をしたいのなら介護福祉士、相談や連携を通じて困っている方を全体的にフォローしていくのが社会福祉士になります。

しかし、どちらが良いのか分からない、どっちも良いと思っている場合は、介護福祉士を取得するのがお勧めです。その理由としては、介護福祉士を取得したのちに社会福祉士を取得できる方法があるからです。

もちろん社会福祉士を取得後介護福祉士を取得する方法もありますが、期間が長くかかったり、学校に通学をしなければいけなかったりハードルが高いです。

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