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介護士のお仕事

自分自身が高齢者になってからも役に立つ!介護福祉士が自然に学ぶ介護予防

介護の仕事をしていると、様々なご利用者様とお会いすることができます。
介護を必要としているご利用者様に対する仕事なので、元気でピンピンしている方とはいきませんが、様々な人生を経験し、何らかのご病気を発症して、介護を必要としながらも生活されていらっしゃるご利用者様。

ここからは個人の感じ方にはなりますが「あのご利用者様のような老後を送ってみたい」「ご病気を抱えながらもステキに生活されていらっしゃる」等、歳のとり方のお手本にしたいご利用者様を介護福祉士の多くが見つけています。

反対に(このような感情を抱くことはご利用者様に対して失礼かもしれませんが)「あの方のようにはならないようにしたい」等の感情を抱く介護福祉士もいます。
どちらにしても、人間の歳の重ね方をリアルに感じることができます。

自分自身の介護予防にもつながる

「あの方のような人生を送りたい」「あの方のようにならないようにしたい」等どちらの感情も、実はこれ、介護予防の考え方につながります。

世間では「要介護状態にならないように介護予防しましょう」という言葉も耳にする機会が増えましたが、一般の多くの方は「介護予防と言っても何をすればいいのやら・・・」とピンと来ない方が多いと思います。
介護の仕事をしていると、ご利用者様を通して何をしたら良くて何をしたら悪いのかが見えてきます

介護福祉士といっても、生身の人間。普通に生きていれば普通に歳を取ります。
でも一般の方に比べると介護福祉士は歳を重ねて高齢者に差しかかってくると、何をしたら介護予防につながるかがそれまでの仕事を通してわかっているので、そこで一般の方に比べると良い歳の重ね方ができると思います。

専門職として、高齢者によくある病気の知識なども身につく

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医師や看護師などの医療職でないにしても、介護の専門職である介護福祉士は高齢者が発症しやすい病気の知識などを仕事を通して身につけます。

したがって自分自身が高齢者になったときに、例えば前兆となる症状から病気を予測したりできるので、早期発見早期治療の確率も高くなり、自分自身が発症した病気も重度化する前に気づくことができたりします。

自分自身が重度化する前に対応できること、これもまた介護予防であり、介護福祉士をやっていればこそできることになると思います。

まとめ

いかがでしょう?自分自身が高齢者になってからも、介護福祉士という国家資格は自分自身を助けてくれます。
そんな介護福祉士、ぜひ目指してみませんか?

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