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介護士のお仕事

仕事してダイエット成功!?2か月で2kgスリムになった介護士体験談

介護の仕事は身体を使う仕事です。仕事を通じて全身の適度な筋肉を使い、活動量がアップし、介護士自身の基礎代謝はアップすると感じます。
きちんと仕事をしている介護士の多くは、太りすぎず健康的な体系を維持しています。

今回ご紹介する体験談は、私が久しぶりに介護現場で1人の介護士として働いたら、ダイエットに成功した(!?)という体験談です。
仕事以外に特別な事をしなくても2か月で2kg痩せることができ、「介護士の仕事は適度に身体を使う、考え方によっては健康のためにも良い仕事である」と改めて感じました。

介護の仕事は「健康にも良い」という視点で、私が仕事以外何もしなくても自然と痩せた(ダイエットに成功した)体験をご紹介します。

冬でも施設内は暖かく、適度に汗をかく環境

介護士の人員不足により、私はこの数か月間、1人の介護士として入所施設の介護現場に入って仕事をしています。

入所施設の介護士として働きながら改めて感じたことの1つは、「施設内は冬でも常に暖かい」ということです。
施設のほとんどが、施設内の温度はご利用者様が快適に過ごせる温度に設定されています。したがって施設内が暖かいのは、ごくあたり前のことです。

そのような中で介護士として施設内を動く量が増え、「ご利用者様にとって快適な温度は、介護士にとっては暑いと感じる」温度であることを身をもって体感じました。

介護士にとって暑い環境で、適度に身体を使う介護の仕事は、適度に汗をかく環境であることを改めて実感しました。

腰よりも疲労を感じた、身体の意外な部分とは?

「介護士は腰痛に気をつける」というのは、介護の仕事をするうえで常識となっています。
私も久しぶりの介護現場だからこそ、腰痛対策を心がけて仕事を開始しました。

そのような状況で、最初の頃に疲労を感じた部分は、意外なことに「太もも」「脚」「おしり」といった部分でした。
腰に負担をかけないように意識していたことと、施設内を歩く量が増えたのが大きな理由です。

食べる量は増えたが、ズボンはゆるくなっていった

介護現場に入るようになり活動量が増えたこともあってか、今までよりもお腹が空くようになりました。
デスクワーク中心だった頃に食べていた食事量では足りず、職場でも自宅でも食べる量が増えたのですが、不思議なことにズボンがどんどんゆるくなっていくのです。

最初は「気のせいかな?」と思っていたのですが、気のせいではありませんでした。
事実、ベルトの穴を1つ締めてもウエストがきついと思わなくなってきたのです。

入浴介助以外にも、良い意味で身体を使う仕事がたくさんある

介護現場で身体を最も使う場面は入浴介助かな・・・と思っていましたが、改めて介護現場に入ると、入浴介助以外にも適度に身体を使う場面が多いと感じました。

例えば、おむつ交換も介護士として全身の適度な筋肉を使っていると感じました。
私が介護現場に入っている入所施設は、要介護5で寝たきりに近い状態のご利用者様も多く、排泄介助はベッド上でおむつ交換というご利用者様が多くいらっしゃいます。

入所施設にもよるとは思いますが、今の私の介護現場では、勤務帯によっては1日あたり10人程のおむつ交換を勤務中に2回(つまり述べ20人以上のおむつを交換することになる)行うこともあります。

介護は決して力で仕事をするわけではありませんが、1日20回のおむつ交換、しかもご利用者様にとって暖かい環境(介護士にとって暑い環境)においての仕事なので、汗もかき、全身の筋肉を適度に使っていることを実感します。

また、おむつ交換後の片付けも、ちょっとした肉体労働になると改めて感じました。
交換後のパットやおむつは、ご利用者様の排泄物が吸収された状態です。新しいパットが単なる紙や綿だとしたら、交換後のパットは排泄物(水分等)を含んで重くなっている状態です。

またパットやおむつだけではなく、陰部を清潔に保つための洗浄ボトルや、清拭布を水分を多く含んだ介護士の仕事道具です。
重くなった交換後のパットやオムツをゴミ置き場まで運ぶこと、使用済みの清拭布を所定の置き場所まで運ぶことが、結構な重労働であると感じました。

体重計にのったら・・・

介護現場に入って2か月程たったある日、あまりにもズボンのウエストがゆるく感じたので、ふと思いたって体重計にのってみました。
なんと、介護現場に入る前に比べて2kg痩せているのです!

この2か月間、特にダイエットに関する取り組みはしておらず、むしろ介護現場での仕事でお腹が空くので食べる量は増えていました。
それにもかかわらず、ダイエットに関する意識をもたずして2kgも減量できたのはなんだか嬉しく思いました。

これも介護という仕事のメリットであると、改めて感じました。

まとめ

介護士の仕事は適度に身体を使う肉体労働ではありますが、きちんと仕事をしていると、特別な取り組みをせず、かつ「食べても痩せる」ということを今回は身をもって体感しました。
介護現場に入ったことで、健康的に痩せるという点でも「介護の仕事っていいな」と改めて感じることができました。

今回ご紹介した私の体験談が、介護士のメリットを感じていただく要素の1つになれば幸いです。

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