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登録ヘルパーの時給は高い?施設職員との違い

皆さんも求人広告等で、訪問介護の登録ヘルパーの時給と、施設職員の時給との違いを感じておられるかも知れませんが、ここでは、それぞれの仕組みや特徴をご紹介したいと思います。

登録ヘルパーの時給の相場や仕組みを見てみましょう

登録ヘルパーの時給は、地域差があったり、事業所によっても違いはあります。訪問介護は、入浴介助や更衣介助等の身体介護と、掃除や調理等の生活援助の二種類に分類されます。

身体介護をおこなう場合の時給は、概ね1500円前後が多く、生活援助をおこなう場合の時給は概ね1300円前後が多くなっています。又、それとは別に定期的に「処遇改善手当」が付く事業所もあるかと思われます。登録ヘルパーの時給は高いですが、ご利用者宅への往復の交通にかかる時間はカウントされません。

例えば、自宅から片道30分かけてご利用者宅へ行き、1時間サービス提供し、30分かけて自宅へ帰ると、2時間を要しますが、時給として発生するのは1時間分のみになります。車両を使った場合等の交通費は別途支給される場合が多いでしょう。又、時にはご利用者が体調不良や私用等で、サービスをキャンセルする場合もありますが、その場合も給料は発生しません。

施設職員の時給の相場や仕組みを見てみましょう

施設職員で働く場合も、登録ヘルパーと同様、地域差や、事業所によって多少差はありますが、概ね800円前後の所が多く見られます。又、介護福祉士をお持ちの方は1000円前後になる場合もあるかと思われます。勤務時間や日数の希望は聞いてくれる事と思いますが、早出・遅出・夜勤の3交代の所が多いでしょう。夜勤で入る場合は別途夜勤手当等が付く場合が多いでしょう。

自身の働き方の希望に合わせて選びましょう

登録ヘルパーは少しの空いた時間を有効に使いたい方や、個別でしっかりと関わりを持ちたい方等は、向いているかと思われます。しかし、急なキャンセル等で、予定していた収入を得る事が出来ない場合もあるのが難点です。その点、施設勤務の場合は予定通りの収入は得られやすいかと思われます。ある程度長時間働きたい方に向いているかと思われます。

まとめ

人によって、勤務可能な時間等は異なります。それぞれの特色を理解し、自身が働きやすい所をさがしましょう。又、同じ介護でも、色々な職種があります。全く違う分野を経験するのも一つの方法ですし、今持っているスキルを活かして働くのも一つの方法です。

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