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介護士のお仕事

あなたに介護をしてほしい!「日本の介護には日本人が必要」

日本の世の中は、超高齢化社会に着実に進んでいます。
2025年には団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者になり(いわゆる2025年問題)、介護業界にとってひとつのヤマとも言える年をむかえます。
2025年問題に向かって、政府は今の今まで何も手を打ってこなかったのでしょうか?
決してそんなことはなかったのですが、結果的にはどれも根本的な解決策には至りませんでした。

今回の記事では「あなたに介護をしてほしい。その理由は、日本の介護には日本人が必要だから」と題して、
今まで政府(厚生労働省)が試みた介護業界への外国人登用の試みと、それが成功しなかった理由に触れてみたいと思います。

統計的には60年程前にはわかっていた、日本の超高齢化社会への道

話は介護から反れますが、後ほど関係してくる話です。

日本の第1次ベビーブームは、1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)のことを言います。戦後に起きた喜ばしい現象とも言えます。
この第1次ベビーブームに産まれた方たちのことを、いわゆる「団塊の世代」と言います。

しかし、人間誰もが人生始まりあれば終わりが来る、人間としてあたり前の事です。
人間、病気や事故などで全員が人生老年まで全うできるとは限りませんが、よほどの事がない限り同じ世代に産まれた人間の数が大幅に減少することはありません。

日本の超高齢化社会、2025年問題は、団塊の世代の方たちが産まれた頃には、将来やってくることはわかっていたとも言えます。

外国人介護福祉士や外国人看護師の登用は、事実上失敗。

時間軸をだいぶ先へ進めます。

数年前、外国人看護師や外国人介護福祉士に関するニュースを耳にしたことがある人は多いかと思います。

日本の超高齢化が進む中、政府(厚生労働省)が考えた方策の1つが、外国人看護師や外国人介護福祉士を導入するための様々な道すじでした。

外国人看護師や外国人介護福祉士は、主に東南アジアの女性で志を有する方が、日本に来て日本の看護師や介護福祉士という資格を取得するための道すじでした。
そのために、政府レベルでも民間団体レベルでも人事交流を深めて話題になった時期もありました。
ニュースでも積極的に取り上げていた時期もありました。

しかし、近年、外国人看護師や外国人介護福祉士に関する話題を耳にすることが少なくなったと思いませんか?
それにはいくつかの理由があります。

「言葉のカベ」無し!日本の介護には日本人

志をもって日本に看護や介護を学びに来た方たちを批判するつもりはいっさいありません。
本来、この方策が成功していたら、私たちは海外から日本にやってきて看護師や介護福祉士を取得した外国人に多大なる感謝をしなければいけません。
政府(厚生労働省)は、本当であればそうなってほしかったのだと思います。

しかし、外国人看護師や外国人介護福祉士の介護現場レベルでの登用は、事実上失敗に終わったといえると思います。

繰り返しになりますが、あえてもう1回お伝えしたいのは、志をもってやってきた海外の方たちが悪いということではありません。

志があっても、外国人看護師や外国人介護福祉士は、なぜ現場レベルでの登用が難しかったのか?

その理由の1つに「言葉のカベ」があります。

「話す」だけではなく「書く」ことが仕事内容に求められる。

外国人看護師や外国人介護福祉士は、日本語を話すことまではできても、実際に記録として「書く」という作業になったときに、難しくなってしまうのです。

最近は、介護記録をパソコン化したり、介護系ソフトでクリックするだけで記録が作成できるものを導入する介護施設は増えてきました。

しかし、パソコン化したから、今まで日本語になじんだ事がない外国人看護師や外国人介護福祉士の記録がはかどるかといえば、そうではありません。
日本語そのものになじみがないと、いくらパソコン化しても外国人看護師や外国人介護福祉士にとって記録作成は難しいものに変わりはないのです。
(反対の立場でいえば、どんなに介護力が長けている介護福祉士が海外に行っても遭遇するカベとも言えます。)

「話す」の微妙なカベ

書くことは難しい外国人看護師や外国人介護福祉士、でも話すことはだいぶ上手になったとします。
日本語を話すことは、書くことに比べるといくぶん簡単とも言われています。

しかし、日本語は地方によって方言があります(海外でも方言があるとは言われていますが)。
この方言、いわゆる団塊の世代の方たちは、まだまだ地元色が強い世代とも言えるので、
仮に標準語をマスターした外国人看護師や外国人介護福祉士であっても、方言のニュアンスを交えてのコミュニケーションは実質難しいと思います。

まとめ

いかがでしたか?
ご紹介したように外国人介護福祉士には言葉のカベがあるのです。
だから日本の介護は日本人にしかできないのです。介護を今から始めることは決して遅くありません。
今から介護の仕事を始めてみませんか?

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