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排泄をスムーズに行うためのポイントと、日ごろからの対策方法

認知症が進むと、排泄を一人で行うことが難しくなります。また、排泄したいということもわからなくなることも少なくなく、オムツの中にしていても気がつかない高齢者も少なくありません。しかし、オムツの中で排泄を行うことで皮膚の被れや、自尊心を傷つけてしまうこともあります。そこで、排泄をトイレでスムーズに行う方法をお伝えします。

高齢者の残存機能を知り、排泄のパターンを知る。

脳梗塞などで麻痺がある場合には、立位のレベルやズボンの上げ下げ等が自分でできるかということの確認が必要です。出来ない場合には、どこまでの介助が必要なのかということも理解することが大切となります。さらに、排泄介助に対し拒否がある高齢者もいます。そのため、どのように対応することが良いのか、どこまでは自分で出来るのかということを理解することで介助がしやすくなります。

また、何時頃排尿・排便があるのかということを記録することにより、排泄パターンをつかむことが出来ます。そのため、排泄パターンをつかみその時間にトイレへ促すことも必要なこととなります。

オムツではなく、トイレで排泄することのほうが大切です。


失禁をする場合、排泄物で衣類が汚れて不快感を最小限にするため多くはオムツを使用します。オムツを使用することは決して悪いことではありません。しかし、オムツのみでの排泄を繰り返してしまうと、認知症の悪化にもつながるので注意が必要です。

排泄パターンを知り、その時間にトイレに誘導しトイレでの排泄を行うことで爽快感を得ることが出来ます。また、トイレでの立位また座位を保つことで、筋力の維持増進にもつながります。排便も、トイレで行うことで力むということができ、便が腸内にとどまりにくくなります。そのため、トイレでの排泄ができるのであれば、トイレ誘導を行うことも大切なことになります。

トイレットトレーニングを行い、アセスメント・評価を繰り返していく。

高齢者も、トイレットトレーニングを行うことでオムツではなくトイレで排泄ができるようになることがあります。そのため、始めは定時誘導でトイレへ行き、排泄機能が改善してくれば自分でトイレに行きたいと訴えてくることも少なくありません。

また、適宜トイレットトレーニングの状況をアセスメントし評価することで、最終的にはオムツを使用しなくても良くなることもあるので、高齢者の身体状況維持・増進のためにも日々トイレへの誘導を行い評価していくことが大切となります。

まとめ

オムツのままで介護を継続するのではなく、高齢者の自尊心の尊重および残存機能の維持増進のためにも、トイレットトレーニングを行い高齢者の排泄パターンを知り、トイレでの排泄を促していくことが大切なこととなります。

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