介護施設を選ぶポイントは？清掃や整理整頓ができているか

介護施設の虐待や事件のニュースも近年増えています。
親や身内を施設に託す家族の立場としては、入所させた後に後悔はしたくないものです。
今回の記事では介護施設を選ぶポイントとして「清掃や整理整頓ができているか」をご紹介します。

良い意味で介護士にゆとりや職場への愛着がある証拠

清掃や整理整頓できていることが、介護施設選びに関係あるのでしょうか？
関係ないと思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか？

清掃や整理整頓ができているということは、良い意味で介護士にゆとりがある証拠になるので介護施設を選ぶポイントになります。

介護士が本来の介護で忙しい最中に清掃や整理整頓をおこたっていないということは、良い意味で介護士に精神的ゆとりがあるのでご利用者様への関わりもゆとりをもって接してくださっているのではという期待がもてます。

また清掃や整理整頓ができている介護施設は、働く介護士が自分たちの職場にそれなりの愛着がある証拠にもなります。

介護士の気持ちが荒れていて職場への愛着が無いと、清掃や整理整頓もおろそかになりがちです。
そのような介護施設はご利用者様への関わりも心がこもってなかったり、対応が悪かったりする可能性があり注意が必要です。

清掃や整理整頓は、実は介護そのものが良いことを証明している

清掃や整理整頓は、一見介護と関係なさそうにも思えますが、実は介護そのものに直結しているとも言えます。

介護の質が良い介護施設は、介護士に清掃や整理整頓をする大切さを教えています。
なぜでしょう？

例えば、不必要な物がちらかっていると、ご利用者様がそこに手をついてしまったりつまずいたりして転倒などの危険性があります。
車いすが自走できるご利用者様は、移動がしにくくなります。

不必要な物がちらかっていると、認知症のご利用者様がどこかに動かしたり、場合によっては食べたり飲んだりしてしまう危険性もあります。

つまり清掃や整理整頓ができているということは、介護事故発生の危険性がそれなりに回避できている証拠でもあるのです。
介護の質が良いことを直接示しているとも言えるのです。

まとめ

いかがでしたか？

清掃や整理整頓ができている介護施設はただ単にキレイというだけでなく、ご利用者様への関わりも良いと期待できます。
今回の記事が、介護施設選びで悩んだり迷われているご家族様のご参考になれば幸いです。