賢い転職術！介護職転職サイトで情報収集→ハローワークで詳細確認

介護業界は慢性的な人材不足。
介護士が職場を選べると言っても良いような職員採用の逆転現象が起きている業界とも言えます。
そんな転職しやすい時代だからこそ、安易な情報で転職し失敗したくないものですね。
今回は、失敗しない転職術として介護職転職サイトとハローワーク両方を賢く利用するコツをご紹介します。

介護士募集に費用を投じる時代

介護系の法人、企業の多くは、介護士獲得のために費用を投じ、何らかの媒体を活用していると言っても過言ではありません。
ハローワークだけでなく、費用を投じてでも新聞折り込み広告やWEBサイトに募集情報を掲載していると言ってもいいでしょう。

給与等の条件だけにまどわされない

介護士が転職する際に、多くの方は情報収集としてパソコンやスマートフォンでインターネット（WEB媒体）を活用しているのではないでしょうか。
検索キーワードに“介護””転職”などと入力すると、何らかの介護業界専門転職サイトが出てくると思います。

活用したことがない方は、試しに何らかのサイトをのぞいて見てください。

実に多くの介護士求人が出ていることに驚くかもしれません。

情報が多い分、どうしても目先の給与に目が行きがちですが、その情報だけを頼っていざ入社（入職）してみたら、例えばボーナスが無かった、退職金が無かった、休日が少なかった・・・などと後悔する可能性もあります。

転職サイトでチェックして、ハローワークで確かめる

話は少し変わりますが、求人情報を転職サイトだけに掲載していて、ハローワークに求人を出していない法人、企業は要注意です。

理由はいくつかあります。
まずハローワークは法人、企業にも掲載費用はかかりません。転職サイトは法人、企業から掲載費用を投じているのが普通です。
無料で公的機関であるハローワークになぜ求人を出していないのか？不思議だと思いませんか？

またハローワークに求人情報を掲載する場合、必ずハローワーク職員が雇用に関する法的な条件を満たしているかチェックしています。
反対に言えば、転職サイトには求人情報が掲載されているけれど、ハローワークに求人情報が出ていないということはその法人、企業は介護士にとって不当な雇用をしている可能性があると言えます。

したがって、転職サイトでパッと見て良い条件の募集であっても、ハローワークで同じ法人、企業、施設名等で求人が出ているかを確認することは、失敗しない転職のために大切であると言えます。