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介護士の転職~転職で何が変わる?

他職種から介護士に転職、早く慣れるのにはどうしたらいいのか?

今まで働いてた職種から介護業界に転職する方も、理由は様々ですが数多くいるのではないでしょうか。しかし、他職種の経験はあっても介護業界の経験は全くない人たちにとっては不安で一杯になります。

さらに、介護業界は医療業界と同じく一つのミスが大事になったり取り返しのつかない事態になることが非常に多く慢性的に人手不足が続く業界でもあるため、不安がより一層つのるのではないかと考えられています。

ただし、介護士に転職したことを後悔したり途中で挫折したりするのではなく自分にとって最高の業界、最高の職種に転職したと感じていただきたいです。
本項では、介護士に転職して早く慣れるためについて紹介していきます。

介護業界について

介護業界は、よく重労働で給与も安く休みもあまり無いし定時の時間には帰れないということから人手不足の業界ですが、これは大きな誤解であり、働く人や施設によって全く違います。

また、介護業界は他職種から転職した方も多く働きながら資格を取得している方が多く、他の業界に比べると専門知識や特定の資格が必要でありながら面接に行くと即採用されることが非常に多い業界と言えます。

こうして見ると、一見頭数だけを揃えたいだけのような印象を抱かれる方がいますが、実際はそんなことは全くなく、経験と自分が積み合わせてきた実績を決して裏切らない業界であり、資格も自分が取得した分給与に反映されたり介護業界内に転職する際に持っているだけ有利に働くことが多いです。

また、介護業界で働き続けることでさらに高度な資格も取得できるチャンスがあります。具体的には、「介護福祉士」や「ケアマネージャー」がありますが、この二つは実務経験だけでなく専門の機関で講習を受けることが必要になってきます。

どのような業務があるのか

介護業界で働く際、介護施設の特色や形態により異なりますが、食事介助・オムツ介助・入浴介助・お茶やおやつ介助はどの施設でも共通して行われています。
また、施設によっては食事の際に特別メニューが出る施設や月一回のレクレーションや飲酒・喫煙介助を行う施設もあります。

まず、抵抗がわくのは「オムツ介助」と答える方が多いです。
しかし、これは何度もやって感覚を身に付けるしかありません。
また、介護業界では汚物を取り扱うことが多いため、間違った取り扱い方をすると集団感染の元になるため注意が必要です。

食事介助は一見すると危険性が薄いように感じられる方もいるかと思いますが、これは大きな間違いであり、利用者が食べ物や飲み物をどのくらい飲み込める力があるのかを把握する必要があり、誤嚥によって利用者が死亡することがあります。また、誤嚥によって利用者の家族の方が訴訟を起こす件数も多いため、非常に注意が必要です。

入浴介助は、利用者により「機械浴」でしたり「一般浴」でしたりと一人一人の状態によって入浴形態も変わるため、自分でどの利用者がどの入浴形態なのかを把握する必要があります。

慣れるにはどうすればいいのか

知識も何もなく転職をされた方にとって、介護業界の仕事は不安や抵抗がわくことが一杯ではないかと考えられます。しかし、学生の頃や前職で働き始めの頃を思い出してください。

最初は「この学校に自分はなじめるだろうか」、「怖い先輩とかやだな」、「知識も何も無いのに大丈夫かな」と言ったような不安は誰しも大なり小なりあったはずです。
その壁を乗り越えられたのは自分自身の考え方や努力による部分が大きく働いたからではないかと考えられます。

初めてなのですから不安はつきものです。
しかし、折角自分でこの業界に入って働くと決めた以上、今までのことを思い出しながら介護業界の新鮮さや日々の業務による発見を感じて欲しいと思っております。

介護業界の仕事は自分がやっただけ上達していき、目に見えて現れやすいとも言えます。そのため、上司との人間関係を築いていき色々な人の仕事のやり方を見て仕事に従事することにより、他の業界から転職された方が早く慣れる近道ではないかと考えられます。

まとめ

他職種から介護士の資格を取得して転職をした方はかなり多いです。
しかし、他職種の形態や会社の特徴や特色はあるものの、ある程度の固定した仕事の仕方はあると考えられていますが、他職種から介護士に転職した際は今までの知識や考え方、仕事のやり方が通用しなくなっているケースが多いと見受けられます。

しかし、介護士の仕事は自分がやればやっただけ力になり、自分自身の目にも見えやすいため、日々の仕事の取り組み方が大事になってきます。

また、介護士の資格のみならず介護士から派生して多くの資格を取得することもできます。そのため、自分の実務経験を重ねることにより国家資格が取得できるチャンスがあるため、めげずに取り組むことを強くお勧めします。

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