介護の転職、他業種から介護職に転職する際に気を付けたいポイント

企業等で働いていて、介護職に憧れ、介護の現場に転職を考える方も少なくありません。しかし、世間において、介護の現場は低賃金で多忙、さらには割に合わない仕事と言われており、転職することに躊躇する方も多いのではないでしょうか。

実際、介護の現場は、簡単な仕事ではありません。しかし、人と人とのつながりを大切にする職場だからこそ、やりがいや楽しみがあります。
介護の転職、他業種から介護職に転職する際に気を付けたいポイントについて、ご紹介いたします。

介護の現場ではやる気が一番大切

介護が必要な高齢者は、幼少期のように、人に甘え話を聞いてほしいという態度を表してきます。また、おむつ交換や入浴介助など、日々時間で終われた生活を行わなければなりません。
そのため、なぜ介護士になりたいと思ったのか、初心を忘れてしまうことも少なくありません。

そこで、介護の現場に転職する際に、一番大切なことはやる気となります。まずは、どんなことでも高齢者のために何かしたい、役に立ちたい、ということを思い、やる気を出し転職することが重要となります。

生半可な気持ちでは続かない

介護士は、人の命を預かる仕事であり、専門職としてポリシーを持つことが重要となります。介護の現場に、看護師はいますが、基本的には介護士が目で見て確認し、看護師に報告をする形となります。
そのため、介護士の視点が重要であり、生半可な気持ちでは、継続的に働くことが難しくなります。

さらに、高齢者にとって介護士は、親でもあり子供でもあり、介護士でもあります。そのため、介護士に対し依存的となることもあるため、介護士として利用者と接することが重要となります。

自分のためではなく利用者のため

一般企業などにおいては、会社のためそして自分のために仕事を行い、その業績が自分に返ってくることが多いです。しかし、介護の現場では、利用者のために行い、その結果は利用者に戻っていきます。
また、介護士として頑張った成果が、他者に認められることも少なく、ジレンマに襲われてしまうことも少なくありません。そのため、介護は利用者のために始まり利用者のために終わるということを、きちんと理解して転職することが重要です。

まとめ

介護という仕事は、とてもやりがいがあり、充実した毎日を送ることができます。また、楽しいこともあれば、悲しいこともあります。そのため、日々の介護の中で、辛く苦しいこともあります。それでも、介護という仕事に転職をした際には、利用者のために何ができるのか、利用者が求めていることは何か理解していくことが重要です。

そして、利用者にとってより良い環境を提供できるよう、日々努力していくことが、介護の現場ということを理解することが重要です。