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介護士コラム~体験談~

面接で前の職場を辞めた理由を聞かれた際の答え方

介護士の中には、職を転々としてしまう方もいます。
また、転職をするのには、様々な理由があり、転職理由によっては言いたくない事もあります。
しかし、面接では前の職場を辞めた理由を聞かけることが多く、どのように答えることが良いのか悩む方も少なくありません。

ここでは、面接で前の職場を辞めた理由を聞かれた際の答え方についてご紹介いたします。

正直にありのまま答える

転職理由が、家族のため等差支えがないことであれば、正直にありのまま答える方法も一つとなります。
例えば、家族が増えることに伴い、収入アップをしたいと思い転職したことや、夜勤ができないためなど様々な退職理由があります。

さらに、転職先には自身が求めている働き方があり、それに魅力を感じ転職した場合には、正直にありのまま答えることは、決して相手に対し悪印象を持たれることはありません。

逆に、「嘘」をついて転職してしまうと、言っていたことと違うという印象を与えることになり、働きづらくなることもあります。
そのため、退職理由が他人が聞いても特に不愉快を与えないものなどに対しては、正直にありのまま答えてみてはいかがでしょうか。

自分にとってデメリットが少ないように伝える

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働いていた施設との折り合いが悪くなるなど、精神的に辛くなり退職する介護士が増加している中、転職先で退職理由を聞かれた際、どのように答えることが良いのか悩む方も多いです。

特に、メンタル系に伴い転職する場合には、転職先にメンタルのことを知られたくないと思う方も多いのではないでしょうか。
このような場合には、あえてメンタル系の疾患を患っているということを言う必要はなく、体調を崩し退職したということを伝えてみることも方法の一つとなります。

例えば、「夜勤などの変則勤務に伴い、体調を崩し退職した」や、「時間外労働が多く、休暇をうまくとることができないため退職した」などと、嘘ではないが真実の一部(メンタル疾患を患てしまった)ことに対しては、あえて触れず答える方法もあります。

しかし、この場合問題なのは、転職先で症状が悪化または再発した際に、「実は前の職場でも・・・」となってしまった場合に、大きな問題となってしまいます。

そのため、面接の際に答えづらいのであれば、転職してすぐに直属の上司に相談することもできます。
その際には、「嘘」をつくつもりなのではなく、前の職場でどういう時にどのようにメンタル疾患になったのかということを、言えなかったということを報告することが良いでしょう。

そこで、施設としてどのような判断を下すかは、そこの上司にもよりますが、早めに報告し相談しておくことで、早期対処がなされ互いに働きやすい環境を作ることができます。

退職したときの今の思いを伝える

次の転職先に、新たな希望を求め、退職する介護士は多いです。
そのため、前の職場を退職した大きな理由はなく、ただスキルアップや何かしらのメリットを求め退職したという方も少なくありません。

このような場合、退職理由を聞かれても答えることができないまたは、難しいことも多いのが現状となります。
そこで、退職したときの思いを、今振り返りどのようなものなのかということを答えることも一つとなります。

例えば「利用者と関わる時間が少なく、もっと利用者と関わり仕事をしていきたいと思っていたため、利用者との有意義な時間を送れそうなこちらに転職を希望した」などと、振り返りつつどうしていきたいのかということを伝えてみる方法もあります。

まとめ

面接は緊張してしまう場であり、また何をどのように伝えることが、相手にうまく伝わるかわかないこともあります。
特に、転職などの場合には、「なぜ前の職場を退職したのか」というように、聞かれたくない質問に答えなければならないこともあります。

また、答え方ひとつによっては、自身がそこで働くことすらできなくなる可能性もあり、どのように答えることが良いのか悩む方もいます。

しかし、面接の場で偽りを話すことは、その後その施設で働く際にも、働きづらくなる環境を作る可能性があります。
そのため、ありのまま正直に答えられるところは答えることが、今後の仕事においても双方にとって良い方法となります。

ただし、メンタル疾患などナイーブな部分に関しては、人に知られたくない事や、自身が口を開いて言いづらいこと、社会的に受け入れが少ないことなどがあります。

このような場合には、あえて面接の場では体調不良で退職したということを伝えて置き、体調不良の詳細を聞かれた際には応え、聞かれなかった際には、働いてから直属の上司に相談・報告することも方法の一つとなります。

全く誰にも相談せずに、働いてしまうことは、病気の悪化や再燃した際に、想像を超えるトラブルとなる可能性もあるため、誰にも言わないという選択肢はなく、できれば働いてすぐに上司に相談することをお勧めします。

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