HOME > すべての記事 > 介護士コラム~体験談~ > 口は災いのモト!?介護士の仕事話は本当に注意しないといけない体験談

介護士コラム~体験談~

口は災いのモト!?介護士の仕事話は本当に注意しないといけない体験談

世間一般的に個人情報の保護が求められています。介護業界も同様です。
特に気をつけないといけないのが、飲み会や食事会などの場面。
今回は私の実体験として、話に花が咲いてついついご利用者様の話をしてしまい、笑えない、青ざめた事をご紹介します。

守秘義務は当然知っていながらも・・・

介護士の仕事は、ご利用者様やご家族様に気を遣う分、職場ではどうしても気が張っているものです。
勤務終了、職場から離れるとホッとしたり、時にドッと疲れが出ることもあります。

また介護士も生身の人間。日々の仕事は決してキレイ事ばかりではない分、時にはグチもこぼしたくなるものです。
介護士はご利用者様の知りえた情報を口外しないという守秘義務はアタマではわかっていても、飲み会などの場では、ついついご利用者様の名前を出して話をしてしまうことも実際あると思います。

でも、やっぱり守秘義務は徹底しないといけません。

ご利用者様のご家族様が同じ店に!

ここからが私の実体験です。

ある飲み会の場面、最初は皆(介護士仲間)個人名の出ない状態で仕事の悩みを話していました。
しかし、アルコールが進むにつれて話はご利用者様の話に・・・
個人名を伏せた形での話ならまだしも、個室で周りが囲まれていたこともあり
(とはいっても他の個室の声が聞こえてくるくらいなので私達のグループの話も外に聞こえていたと思います)
ご利用者様の名前を出してしまいながらの話になりました。

笑えない、青ざめたのはここからです。

トイレで個室から外へ出て、ビックリ!一気に冷や汗が・・・
ご利用者様のご家族様を同じ店で見かけてしまったのです。

ご家族様は私の存在には気づいてない様子でしたし、そのご利用者様のことは話題にはしてませんでしたが、一歩間違えれば、私達(介護士仲間)の話は外で聞かれ、そのご利用者様の事を名前を出して話をしようものなら・・・
と思うと非常に怖く感じました。

その飲み会の雰囲気は明らかに冷めて、私達(介護士仲間)は後悔しました。

イニシャルや特徴で個人名は絶対話さない

それ以降、外で飲み会や食事会の際には、開始前に「ご利用者様の個人名は絶対出さないこと」を皆で確認しあってから飲み会や食事会を始めるようにしました。
また、個人名は出さなくてもご利用者様に関する話は極力控えるように努めるようにしました。

まとめ

いかがでしたか?
守秘義務に関する、私の笑えない実体験です。
飲み会や食事会の場で後悔しないように、介護の仕事に携わっている皆さんの参考になれば幸いです。

掲載中の転職サイト一覧

介護士コラム~体験談~関連記事