高齢者の方・ご家族の方向けコラム

ホームページの情報は信じ過ぎないこと！介護施設選びの参考程度にする

今の時代はどんな企業もホームページを持つ時代です。
介護施設もホームページを持っているところがほとんどではないでしょうか。
しかし、介護施設選びにおいてホームページの情報は参考になりません。その理由に触れてみたいと思います。

どの企業もホームページは顧客にとって良い印象でありたいと思っていると思います。

介護施設も同様、ホームページの情報は基本良いことしか掲載されていないようなものです。

最近の介護施設のホームページは、日々の施設での活動や食事の写真などを
ブログでアップしているところも多く見かけます。

ブログの更新がこまめだと、リアル感もあり、読み手には「この介護施設は活動的だ」という良い印象が残ります。

でも、介護施設を選ぶご家族様にお伝えしたいのは、ブログも基本は良い出来事しか記載されないという点です。
反対に言うと、その介護施設のマイナス面含めた施設の全容はホームページやブログからはわからないという事です。

ホームページやブログの情報は参考程度と思ってくださいね。

ブログの更新がこまめだと、確かにリアル感があり読み手には面白さもあります。

しかし、介護施設のブログを更新するということは、誰かがそこに時間を投じて（経営面から言えばブログ担当者への人件費が発生している）更新しているということです。

介護士の誰かが更新しているかもしれませんし、事務員や相談員などが更新しているかもしれません。
介護士が更新している場合は、介護現場の勤務が終了してから残業して更新しているかもしれません。

ひねくれた見方をすると、ホームページやブログにお金をかけすぎていると、
本来ご利用者様に関わる介護士に十分な人件費をかけることができていないかもしれません。
介護サービスの質の低下につながる恐れがあるということです。

ホームページの印象が良くない介護施設もあると思います。

でも、意外とそのような介護施設は良い施設かもしれません。

これもひねくれた見方ですが、ホームページにお金をかけていない分、ご利用者様に有益なところにお金をかけてくれているかもしれません。

それこそ、介護士の人件費に費用を投じて、手厚い職員配置になっているかもしれません。

いかがでしたか？
介護施設選びにおいてホームページやブログの情報は信じすぎないことです。
今回触れた内容が、介護施設選びをするご家族様の参考になれば幸いです。