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介護士コラム~体験談~

私の周りにいる、こんな介護福祉士その4。誰でも始める事ができる例

57才女性。数年前までは普通の主婦だった・・・
結婚前は事務系のOL。普通に結婚、2児の出産、育児を経て2番目の子どもが高校卒業を機に「いきなりフルタイムで働くのは自分がタイヘンだから、パートで何か適当な仕事はないか」と仕事探しにハローワークへ。

そこで介護系の求人が多いことに気づき、また職場によっては資格取得支援(当時はヘルパー2級)をしており、「働きながら、資格取得のための受講料は職場が負担してくれるなら」と思い、デイサービスの介護職(1日8時間×週2~3日)に応募したそうです。

育児後の就職で、介護を選択

当時の彼女は50才。新しい分野へのチャレンジは「介護の仕事の求人が多く、この先長く続ける上では、応募件数の多い介護ならこの先転職することになっても活かせるかな」と思ったとのこと。

育児が終わっているので、土曜や祝日が勤務できることで(そのデイサービスは日曜休み)「どの曜日でも出勤できることで採用した、と後から上司に言われました」と採用される理由の後押しにもなったようでした。

もともとお世話好きの性格がプラスとなった

介護士
彼女はもともとお世話好きということもあり「ご利用者と関わるのは最初は緊張したものの、1か月くらいで慣れました」とのこと。

お世話好きの彼女のことを、ご利用者も信頼し始めるようになり、「ご利用者から頼られて、ますますやりがいを感じるようになりました」とのこと。

3大介護(食事介助、入浴介助、排泄介助)もさほど抵抗なく順調に覚えることができたようです。

実務経験を積むのに5年、介護福祉士受験は2度目で合格

「実務経験3年」が介護福祉士の受験には必須でしたが、彼女は週2~3日の勤務だったため、実務経験3年相当を積むのに5年程かかったようです。

介護福祉士受験は1度目は筆記試験で不合格。
でも彼女は「ここまで介護の仕事を続けたなら、国家資格を取りたい!」という強い気持ちで翌年までの1年間、コツコツと勉強して見事2度目の試験に合格したのでした。

国家資格取得後に、時給が大幅アップ!

国家資格取得後、彼女にとっては思わぬ形だったのが(でも、この業界ではほとんどの事業所がそうなっていると思いますが)、国家資格者だからこそ得ることのできる、時給の大幅アップでした。当時、一気に「時給がプラス80円上がった」と彼女は言います。

彼女は、自身のライフスタイルから今でもパートでの勤務を選択していますが、同じ仕事内容で時給80円アップ=1日8時間勤務で1日あたり640円のアップはかなり大きいと思います。

主婦層の方には、かなり参考になる彼女の介護福祉士になり、時給が大幅アップするまでの道のりでした。

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