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介護士コラム~体験談~

介護福祉士は手や腕がキレイ?介護福祉士の手や腕に託された秘密。

介護福祉士になると手がいつまでもキレイである・・・という神話(?)みたいなものがあります。これはあながちウソではありません。

産まれ持ってきた要素で手や腕がキレイな人もいますが、介護福祉士の人で手や腕をキレイな状態で保っている人が多いのにはちゃんとした理由があるのです。

介護福祉士は他の専門職より手・腕がキレイ

医療・福祉・介護従事職で手や腕をよく使う専門職は多く存在します。
医師や看護師は、その手で患者さんに触れて脈を測ってみたり、注射や点滴の針を刺したりします。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士も、その手を用いて利用者さんの身体に触れリハビリを施していきます。入所施設・ショートステイ・デイサービス等には管理栄養士・調理師といった食に携わる職種も存在しますが、やはりその手を用いて食材に触れて仕事をします。

ここに挙げた職種の方々もほとんどの方が手や腕の清潔を保ち大切にしていると思います。

介護福祉士も当然、手を使って利用者さんの介護をします。
が、先に挙げた職種よりも介護福祉士の方が手や腕がキレイと言われることが多いのです。それはなぜか・・・

介護福祉士は清潔な物も触りますが他職種と違い“汚い物にも頻繁に関わる職種(具体的には排泄物)”なので、“手を洗う機会が多い”のに加え“特に不潔から清潔への切り替え時には念入りに手を洗う”ことになります。

これだけの話だと「手を洗う回数も多いし、強力な石鹸を使うことも多そうだから、かえって手が荒れるのでは」と思う方も多いのではないかと思います。

仕事上、手・腕の手入れが欠かせない介護福祉士

ハンドクリーム
本題はココカラ!です。
手を洗う回数が多いのに加え、排泄物に関わるからその後念入りに手を洗うのは確かですが、だからこそハンドクリームを常用しこまめに塗るなどしている介護福祉士が多いのです。

手荒れは自分自身が不快だったり痛かったりするのはもちろんですが、利用者さんに関わる介護福祉士にとって「私の手のザラザラが利用者さんに触れて、イヤな思いをさせてしまった」とか「手荒れがひどくあかぎれやひびわれで血がにじんでいる手で利用者さんに触れてしまった」というのはプロとしては恥ずかしくも感じることなのです。

年齢を重ねても手・腕がキレイな仕事って魅力的

実際に私も男でありながら、某チェーン店のドラッグストアーで、大き目のハンドクリーム(たいてい500円以下)を職場に置いてこまめに塗っています。

女性利用者さんから「キレイな手ねぇ~」と言われてさすられたり、時に手の甲にキ○(?)されそうになったり(80~90才台の女性利用者さんにそういう行為をされるとなんとも複雑に思うときもありますが、悪い気はしないものです(^_^.))してます。

職場の女性介護福祉士たちは、いろんな種類のハンドクリームや保湿剤など使っては互いに情報交換しあって(ある意味商品レビュー・口コミみたいになっています)、ハンドケア商品選びもなんだか楽しそうです(さすがにニオイが強い商品は避けるようにしているようですが)。

余談みたいな話になってしまいましたが、介護福祉士は手や腕がキレイな人が多いですよ!そんなことも介護福祉士を目指すきっかけ(?)の1つになればいいなーと思ったりしてます。

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