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介護施設の年間休日のオモテとウラ。休日優先の転職者へのアドバイス

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介護士の仕事のイメージはきつくてタイヘンというイメージが先行しがちです。
しかし労働時間や休日などの労働環境は改善されてきている職場が増えてきています。
労働環境、職場環境という点で転職を考えている介護士の方には、給与よりも休日数を優先したい方もいると思います。

しかし求人情報どおりの休日を信じて転職したら、実は「思っていた程休めなかった」という事例もあります。
今回の記事では介護施設における労働条件提示「年間休日」のオモテとウラについて触れてみます。

表面上の年間休日よりも実態として何日休めるかを確認する。

休日数を優先して転職を考えている介護士にとって、求人情報の休日数は最も気になる項目かと思います。
入所施設で不規則勤務、夜勤有りであっても、休日数が多い職場だと、年間120日クラスの休日数を設けている施設もあります。土曜日曜祝分を保障しているくらいの休日数です。

反対に年間休日が100日前後と少ない職場もあります。

休日条件を優先に転職を考えている介護士にお伝えしたいのは「表記上の年間休日数だけにとらわれないこと」「実態としてどれくらい休めるのかを直接確認すること」です。ひょっとしたら「表記上は年間休日120日」等であっても、実態は「休日出勤を求められている」可能性があるからです。

介護士不足で休日出勤が慢性化している可能性がある

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介護業界は慢性的な人材不足です。厚生労働省中心に介護士不足解消に向けた様々な施策が考えられていますが、慢性的な介護士不足を大幅に改善するまでには至っていません。最近では介護士不足問題がニュースなどのメディアでとり上げられることも増え、世間一般の方々にも介護士不足問題は認知される時代となりました。

業界全体が慢性的な介護士不足、施設としては法律上の人員配置基準は満たしていても、真の意味で「介護士がゆとりをもって働くことができていない」施設も存在します。

法律上の人員配置基準は満たしていても、実態としてその施設の介護現場を円滑に運営していくための必要介護士数には足りていない施設があるのです。

「募集しても介護士が確保できない」ため、派遣の介護士を使っている施設もありますが、現任の介護士に法律に違反しない条件で「慢性的な休日出勤」で介護現場を運営している施設があるのです。

法律に抵触しない範囲で、休日出勤手当を支払ってでも、介護士に休日出勤をさせている施設が実際にあるので、休日を優先に転職を考えている介護士の方は注意が必要です。

したがって、表記上の年間休日は多くても実情はそんなには休めていない可能性もあるので、休日を転職条件の優先として考えている介護士の方は、問い合わせや面接等で実態をよく確認しておくことをお勧めします。

オモテに表れない休暇が取得できているかもしれない

反対に「表記上の年間休日は少ない」けれども、実態はそれよりも多く休むことができている施設もあります。
介護士への待遇改善の一環として例えばリフレッシュ休暇を年間何日か設けていたり、誕生日休暇等などを設けている施設もあります。

そのような場合は、年間休日の欄以外に「○○休暇、年間◯日」と別途記載がある場合があります。年間休日以外の欄にそのような記載があるか確認してみると、実は意外な休みが職員の権利として隠れている場合があります。

上記のような施設は、表記上の年間休日が少なくても、問い合わせや面接等で「年間休日に含まれていない、有給休暇以外の休暇が存在するか」等を確認されることをお勧めします。

年間休日は少なくても、有給休暇が取得できている可能性がある。

また単純に有給休暇の消化率が良い施設もあります。表記上の年間休日は少なくても実態として「有休休暇を年間何日以上は取得できている」施設は、結果的には表記上の年間休日よりも多く休むことができていると言えます。

私が実際に働いてきた施設には、年間休日は100日台であっても、リフレッシュ休暇(法で定められた年間休日とは別です)が年間5日、さらに有給休暇が平均年間5日取得が推奨されていて、結果的に表記上の年間休日より10日多く休めている施設がありました。まさに目に見えない休暇確保、介護士の待遇改善と言えます。

表記上の年間休日が少なく、別途欄外にも休暇に関する記載が無い、でも気になる施設があったら、問い合わせ等で「有休休暇の消化率」を確認してみることをお勧めします。

まとめ

介護業界全体が慢性的な人材不足の中、厚生労働省中心に様々な施策が考えられてはいますが、大幅な改善に至っていないのが現状です。
そんな中法人・施設の自助努力で介護士の待遇改善の一環として、休日・休暇を増やしている施設があります。
反対に表記上の年間休日は多くても、実際は慢性的な休日出勤があたり前になっている施設もあります。

休日・休暇を転職の優先条件に考えている介護士の方は、実態の見極め、そのために率直に問い合わせしてみる等、転職後に「思っていた程休めず後悔した」とならない対策をとる必要があります。
今回触れた内容が、転職条件として休日を優先的に考えている介護士の方の参考になれば幸いです。

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