持っていると有利な介護系資格

この資格は働きながら取得を目指すのが有利！それが介護福祉士。

「一生懸命働くことが、いちばんの勉強です。」
介護福祉士という国家資格について、専門学校などで学ぶことも確かにすばらしいことではあると思います。

しかし他の医療・福祉系の国家資格と比べて、介護福祉士は介護職として働くことで身につく知識が、国家試験の筆記試験に十分に役に立ちます。

筆記試験で出題される問題の多くは、一生懸命介護の仕事を続けて優秀な先輩介護福祉士から適切なアドバイスをもらうことで対応できると言っても過言ではありません。

働きながら介護福祉士を目指す方は、実務経験を積むならスタンダードな入所型の高齢者施設で働くことを私はおススメします。

実務経験は例えば障がい者分野の施設でも積むことはできますが、介護福祉士筆記試験の出題傾向は高齢者施設で身につく知識によるものが多いのが現状です。
また出題に対する回答は、一般論が基本になります。

高齢者施設であっても斬新的な介護方法を取り入れ取り組んでいるところで得た知識は、実は一般論とかけ離れていて、出題に対する回答とは違っていたなんてことになる恐れもあります。

したがって、介護福祉士を目指す上で実務経験を積むのであれば、スタンダードな方法で介護をしている高齢者施設が良いと思います。
かつ入所型であれば、朝（起床介助）や夕（就寝介助）に関する筆記問題が出題されてもカバーすることができるので、付け加えるのであれば入所型の高齢者施設をおススメします。

介護福祉士の筆記試験問題の多くは、普通の入所型高齢者施設で働くことで自然と知識を習得することができます。

その他の筆記試験問題として、法律的な問題なども出題されますので、筆記試験問題を勉強するのであれば仕事で得ることのできない分野にしぼることで勉強のムダを省き、勉強効率を上げることができます。

出題分野にはレクリェーションや家政学に関することも入ってきますので、仕事で習得したかどうかハッキリしない分野も正しい知識を得るためにテキストなどで勉強しておくと良いと思います。

介護現場で得る知識は仕事に直結します。
介護の仕事で給与を得ている以上は責任が発生するので、経験が浅くても自然と正しい介護の知識や技術が習得できるようになります。

得た知識・技術をすぐ現場で再現することを日々繰り返すので、改めて勉強しなくても介護福祉士の筆記試験問題に出題されるような内容は自然と身についてきます。

介護現場で働きながら、勉強効率を上げて、介護福祉士を目指してみませんか？