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持っていると有利な介護系資格

グループホームの介護士に「認知症介護実践者研修」履修のススメ

今の介護業界で働く介護士は「介護福祉士を取得してあたり前」という風潮になってきました。
介護士になるための導入として多くの人が取得する介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)だけでは、胸をはって有資格者であるとは言えない状況です。

介護士としてステップアップを考えている方、介護業界での転職を考えている方はプラスアルファの資格を持っていると有利です。
今回は、介護士がプラスアルファの資格として持っていると有利な資格「認知症介護実践者研修」をご紹介します。

履歴書に記載があると目にとまる資格(研修)

「認知症介護実践者研修」という資格(研修修了)は、認知症介護において一定の知識と介護スキルを有していることを示す資格です。

研修修了すれば、きちんとした修了証が発行されます。履歴書や職務経歴書に記載すると、採用担当者から見て目にとまる資格の1つです。

認知症介護実践者研修取得はせまき門?

この「認知症介護実践者研修」は、研修を履修するためにはいくつかの条件が必要になります。

まず基本になるのが「認知症介護の実務経験が2年以上あること」という条件です。
この条件は介護福祉士でなくても大丈夫な要件なので、極端に言えば無資格でも認知症介護の実務経験が2年以上あれば履修条件を満たすことはできるのです(職場の就労証明などが必要になる場合があります)。

「認知症介護の実務経験2年以上なら、簡単に履修できるのでは」と思われがちですが、この認知症介護実践者研修を履修するのは狭き門、なかなか研修を受けるチャンスが無いというのが実情です。

実態として、グループホームで働いている介護士にチャンスがある

なぜ認知症介護実践者研修は、なかなか研修を受けるチャンスがないのでしょう?
それは認知症介護実践者研修が優先的に履修できるのは、上記の条件に加えて「認知症高齢者グループホームで働いている介護士」になってくる仕組みがあるからです。

認知症高齢者グループホームで働いている介護士でないと履修できないという決まりがあるわけではありません。
しかし実態は、認知症介護実践者研修を履修できる介護士のほとんどは、認知症高齢者グループホームで働いている介護士に限られています。

グループホームの介護士にしかチャンスがない実態とは

認知症介護実践者研修を開催しているのは、都道府県や政令指定都市などの行政です(一部の地域では、行政の代わりに社会福祉協議会が窓口となり研修を実施している地域もあります)。

認知症介護実践者研修を開催している行政が、履修条件にしている内容としては「認知症介護の実務経験が2年以上」に加えて「認知症高齢者グループホームで計画作成担当者になる予定のある者」とか、この研修の直後に「認知症対応型サービス管理者研修」を受講する予定があり、例えば「認知症高齢者グループホームの管理者になる予定のある者」等に限定されている場合が多いのです。

反対に言えば、認知症高齢者グループホームで働いている介護士には多いにチャンスがあり、できれば認知症高齢者グループホームの在職中に志願してでも履修を目指すと非常に有利と言えます。

グループホームの計画作成担当者になれる

認知症介護実践者研修を修了すると、具体的には認知症高齢者グループホームの計画作成担当者になることが可能です。
2ユニット以上のグループホームであれば、片方のユニットの計画作成担当者は「ケアマネ―ジャー+認知症介護実践者研修」が必要ですが、もう片方のユニットの計画作成担当者は認知症介護実践者研修の履修だけでなることが可能です。

つまりケアマネ―ジャー資格を取らなくても、ケアマネ―ジャーのようにご利用者様の計画(プラン)作成の仕事ができるチャンスがあるのです。
経験することで介護士としての履歴にも付加価値がつきます。

グループホームなどの所長も夢ではない

認知症介護実践者研修と同時に認知症対応型サービス管理者研修を受講することができれば、認知症高齢者グループホームの管理者(所長)などに就くチャンスもめぐってきます。
そのような点では、認知症介護実践者研修は、介護業界で管理職を目指す方にも有利な資格の1つです。

繰り返しますが、介護福祉士などを持っていなくてもグループホームで2年以上介護士として勤務していれば資格取得(履修)のチャンスがあるのが認知症介護実践者研修であり、認知症高齢者グループホームの管理者になりたい方は近道である資格(研修)とも言えるのです。

まとめ

いかがでしたか?
介護士が持っていると有利な資格として「認知症介護実践者研修」をご紹介しました。
人気資格(研修)でありながらも、実態として認知症高齢者グループホームで働いている介護士にしかチャンスがないとも言えるので、認知症高齢者グループホームで働いている介護士は就労中に上司に志願してでも、履修しておくことをおすすめします。

認知症介護実践者研修を履修できれば、実務として計画(プラン)作成や、管理者への道も見えてきます。
介護士としてステップアップしたい方、介護業界の管理職を目指す方はぜひチャンスをねらって履修してください。

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