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夜勤の仮眠でゆっくり寝れるコツ

入居施設では夜勤勤務があり、大体夕方から翌朝まで働く事になる勤務形態になるのですが、夜勤になれるまでは結構きついと思います。
なんせ人が寝ている時間に働くわけですし、ましてや長時間の勤務なので精神的にも身体的にも疲れます。

ただこれは、慣れるまでです。
夜勤勤務を続けていくと、体も慣れてくるのでどちらかというと「夜勤の方が楽」「夜勤が多い方がありがたい」なんて言う人も多いのです。

理由としては「朝早く起きなくていいから」「夜勤をやると手当てがでるから」等が多いようです。
しかしいくら楽と感じても、勤務中はやっぱり疲れますし、眠くもなります。特に朝方から朝食の為食堂に誘導する時間帯なんかが疲労のピークでしょう。

その疲労を少しでも軽減できるかどうかは、「仮眠」が出来るかどうかがカギでしょう。
今回は、夜勤の仮眠でゆっくり寝れる為のコツを紹介していきます。

そもそも仮眠は何時間くらいとれるのか?

会社によって違いはありますが、仮眠(休憩)時間は大体2時間~3時間程度の所が多いようです。
施設が布団や簡易ベッドを用意してくれている所が多いようで、そこで職員は仮眠をとります。

休憩に入りすぐに眠りにつける人はいいですが、「眠りにつく事が出来ずに、気が付けばあと30分しか休憩できる時間がない!」なんて人もいるでしょう。
どうすればしっかりと仮眠をとる事が出来るのでしょうか?

夜勤の日にあまり寝すぎないようにする

次の日が夜勤だと、少々寝る時間が遅くなっても問題ないので、ついつい友人と飲みに行ったり、家で遅くまで起きていたりと夜更かし傾向が見られます。

夜勤を行う上での睡眠調整は必要ですが、「朝方寝て夕方起きる」というような事はなるべく避けましょう。
夕方に起き、そのまま夜勤に向かえば、仮眠時間は眠くないでしょう。しかし明けがた5時頃になるとドッと疲れと眠気に襲われ、「さっき寝ておけばよかった」と、後悔する事になります。

ですので夜勤の日でも、お昼までには起きて体の調整を行いましょう。
寝だめは出来ません。仮眠の時間を逆算して、ちょうどいい時間を探してみましょう。

コーヒーや栄養ドリンクはなるべく避ける

大体どこの施設も21時ごろに消灯になります。
職員は夕食後の口腔ケア・パジャマへ着衣交換・排泄介助・就前薬の配布や巡回が終わり、ようやく少しの間ですがホッと出来る時間ができます。

その時間に記録簿に記入をしたり、明日の記録用紙を準備したりと始まるのですが、そこでまず「コーヒーを飲んでから」という人は、あまり仮眠がしっかり出来ていないのではないでしょうか?

また、夜勤が始まる前に自宅で、あるいは施設についてから「よし!気合い入れるぞ!」と、栄養ドリンクを飲んで仕事に向かう方なんかもなかなか寝れなかったりしませんか?

どちらにもカフェインが入っていますから、脳を覚醒させてしまう作用があります。脳が覚醒してしまえば、なかなか寝付く事が出来なくなってしまいます。
また、カフェインには利尿作用もありますので、寝ようとした時に尿意で眠れなくなってしまったり、途中で覚醒してしまう事もあるでしょう。

夜勤帯でコーヒーや栄養ドリンクを必ず飲んでしまう人は、少し控えてみましょう。
もしくは、仮眠後に飲んでみたらどうでしょうか。眠れない人は一度試してみて下さい。

スマホを見ない

夜勤勤務の時だけでなく、休憩中や暇な時に皆さんはどんな行動をとるでしょうか?
そう言われて考えてみると、なかなか自分がまずどんな行動をとるかわからないものです。
わからないくらいとっさにとる行動になっているのが「スマホを見る」事ではないでしょうか。

休憩中にスマホを見てしまうと危険です。何故ならあっという間に時間が過ぎてしまうからです。
ちょっとネットニュースを確認したり、メールをしたりゲームをしていると、気づけば1時間くらい経ってしまう事でしょう。

2時間の休憩時間だとしたら、もうあと1時間しかありません。
そんな状態で寝よう寝ようとしてみても、不安や焦りで全然眠る事ができず、結局疲れた状態で休憩が終わってしまうのです。

ですので、休憩中にスマホを見るのは辞めた方がいいです。なるべく早めに電気を消して、横になるよう心がけましょう。

まとめ

今回、夜勤の仮眠でゆっくり寝れる為のコツについて紹介しましたが、ゆっくり寝る為には「睡眠調整・カフェインをとらない・スマホを見ない」、この3点を行えば、まず眠る事が出来るはずです。
1度騙されたと思って試してみて下さい。

夜勤は、1回の勤務で2日分の時間働く事になります。ましてや夜ですし、集中力は徐々に低下していくでしょう。

そんな中、その集中力を少しでも回復する為には「眠る事」が一番大切になってきます。30分、15分でもいいので脳を休ませましょう。
それだけでだいぶリフレッシュでき、その後の業務は寝れなかった時の状況と比べると差は歴然です。

しっかり眠れる環境作りや自己管理を行う事がとても重要な事になりますので、1度試してみてはいかがでしょうか。

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