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介護士のお仕事

介護をしていて、嬉しかったこと

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介護の仕事は大変そう・・・。そんな風に思われている人もたくさんおられるでしょう。
実際に介護の仕事をしていないと介護の仕事はイメージしにくいところがありますよね。

介護はたくさんの人生の先輩たちと深く関わることのできる仕事です。
介護の仕事をしていると、嬉しいこと、良かったと思うこともたくさんあるんですよ。

たくさん「ありがとう」を言ってもらえる

介護では、「ありがとう」と言ってもらえる機会がとても多いです。
こちらからも「ありがとう」と伝える機会も多くあり、「ありがとう」が飛び交います。

部屋の掃除をしても「ありがとう」身の回りの世話をしても「ありがとう」毎日たくさん「ありがとう」をもらいます。

介護は人に感謝してもらえる仕事です。
すごく疲れたなと感じてるときでも、「ありがとう」と言ってもらえて元気になれることもあります。

出勤日を待っていてくれる

kansya

新しい職場で働き始めると、最初はどんな人なんだろう?と好機の目で見られることがあります。
最初はなかなか心を開いてもらえず、目を合わせてくれない利用者さんがいました。
返事は無くても「おはようございます〇〇さん」など声かけを続けていました。

普段働いているときも、言葉は交わしませんが私の様子を見ていたようです。
他の利用者さんも交えて話をする機会があって、その時が初めてのちゃんとした会話でした。

二人だけで会ったときも、ちょっと会話を交わしてくれるようになり、だんだんと会話も増えていきました。
今では私の出勤日を確認していて、待っていてくれています。
最初のころは考えられなかったけど、冗談を言うと笑ってくれるようにまでなりました。

工夫して信頼関係を築けたとき

訪問介護をしていた時、とても神経質な利用者さんがいました。
コンロを使う時も、煮物は左側、炒め物は右側と決まっていたり、掃除でも事細かにやり方が決まっています。

なかなか信頼関係を築くことは難しそうに感じましたが、手順を守り、分からないときは本人に確認をしながら進めていく、相手のペースを尊重することを続けていくと心を開いてくれるようになりました。

昔の思い出話や、楽しかったこと、困ったことなどいろいろと話してくれるようになり、週一回の訪問を楽しみに待ってくれるようになりました。

こちらも、次のときはどんな話をしよう?料理の本を見ているときも、こんな料理が好きそうだから次の時に提案してみようかな?などこちらから関わって行くこともできるようになりましたし、信頼してくれているんだなと感じています。

どのように信頼関係を築けばいいか悩んだ時期もありましたが、信頼してもらえることは、本当にうれしいです。

利用者さんの家族からの手紙

介護には悲しいこともあります。
私がサービス付き高齢者向け住宅で働き始め1年がたったころのことです。
デイサービスから帰ってきた利用者さんを部屋にお連れして、ベッドに移乗し、おむつ交換をしました。

「今日は何かあるの?」「おやつある?」など普段と変わらない調子でお話をされていて、こちらも普段のように会話を交わしながらおむつ交換を終え、その方の部屋を出ました。

私の仕事が終わる時間に近かったので、少ししたら私は帰ったのですが、帰る途中にその利用者さんの訃報の連絡が入りました。

自分が最後に関わったので、何か異変に気づけなかったか、もっとできることは無かったかなどいろいろと考えて泣いてしまいました。
その日のうちに葬儀場へ移ったそうで、次の日会うこともできませんでした。

数日後、ご家族からお手紙をいただきました。
そこには、「母は病院ではなく、自分の部屋で最後を迎えることを望んでいました。母に関わってくれてありがとうございます。最後に関わってもらったのが優しい○○さんでよかったです。」と書かれていました。

数日間、自分を責めてしまっていたし、お別れも言えなかったので自分の中で消化ができないでいましたが、この手紙が本当にうれしくて、今でも大切に取っています。

ご高齢の方の方が元気?

施設の入居者さんたちは意外と元気で、いつも冗談が飛び交います。
明るく楽しく接してもらえるので、私がすっごく落ち込んで元気の無い日でも、職場に行って入居者さんたちに励ましてもらうこともあります。

「今日は調子悪いねん」と話すと「いつもよく頑張ってるもんねぇ」など優しい言葉をかけてもらって、心がほっと落ち着きます。

皆さん本当に優しくて、暖かくて私もこんな風に年を取りたいなと思う、お手本になってくれる人も大勢います。
元気の無い日も、仕事に行って、たくさんのご年配の方と話をして、元気をもらって帰ってこれる日もあります。

まとめ

介護の仕事は日々、人生勉強をさせてもらっていると感じています。
普段、接するご高齢の方は限られていますが、介護の仕事をしていると、お給料もいただきながら様々な人生勉強ができる場所です。

お作法についても、家ではごはんを並べるときにどっち側にお茶碗を置くかなんて気にしたことがありませんでした。
でも、介護の仕事を始めてからはちゃんと食器の並べ方を覚えて、家の食器も綺麗に並ぶようになりました。

訪問では、料理の得意じゃない私が人のごはんを作るの?と不安ながらのスタートでした。
ですが、仕事のためと思っていろいろな料理に挑戦するうちに家で作る料理の腕も上がりました。

そして何より一番うれしさを感じるのは、最初にも書きましたが感謝の言葉をいっぱいもらえることです。
頑張って覚えた料理を利用者さん宅で作ったら「おいしかった!」とほめてもらったり、「いつもきれいにしてくれてありがとう」など毎日感謝の言葉をいっぱいいただきます。

そして、感謝は連鎖します。
私たちからも、洗濯ものを手伝ってくれようとする利用者さんに感謝を伝えたり、こちらも感謝を伝える機会も多くあります。

感謝は利用者さんと介護士との間だけではなく、介護士同士の間でもあります。
頑張ったことや、人のためにしたことは誰かが評価してくれます。

利用者さんも介護士のことをよく見てくれていてたくさん褒めてくれますし、同僚からもいっぱい褒めてもらえて、人の役に立っているのだなと幸せな気持ちになります。

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