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労災介護特別施設の生活相談員は忙しい?

労災特別介護施設で働く社会福祉士は生活相談員として働いていることが多いのですが、社会福祉士はどのような仕事内容をしているのでしょうか。また、労災介護特別施設ならではの注意点、身に付けれるスキルなどをご紹介していきます。

様々な機関から依頼がある、役所や企業からの依頼に応じる

労災介護特別施設では生活相談員として、主に相談援助を行います。相談援助とは利用者や家族に対しての介護の相談、生活の相談を行います。これは常時行うものであり、利用者からの要望や家族からの質問などに対して説明をしていきます。
その他の業務としては、役所や企業からの相談に応じてその方を入所するかどうかを判断する窓口の役割をします。ここが通常の老人ホームとは違う点です。通常の老人ホームの場合は主にケアマネージャーや家族から依頼があり、判断をすることになりますが、労災介護特別施設では役所や企業からの相談が多いです。

スケジュール調整が通常の老人ホームに比べると難しい

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労災介護特別施設は全国に8か所しかありません。その為、入所前の面接などでは非常に遠いところまで出向く必要があります。県外に行くことも珍しくはありません。その為、きちんと自分のスケジュールを管理していくことが大切になってきます。
県外などになりますと、一日仕事になりますので、その日はそれ以外の仕事ができなくなりますので注意しましょう。
自分のスケジュールをきちんと管理して、スムーズに業務を進めていくことも仕事の内の一つになります。また、家族との日の調整、役所や企業との日の調整もしていかなければなりません。

家族や本人の入所をサポートすることが多い、どこまで対応するのか。

労災介護特別施設では労働災害に遭った方が入ってこられますので、家族や本人からしてみれば突然のことになります。その為、用意ができていないことが多々あります。住民票を移したり、生活用具を持ってきたりなど様々な場面で急がないといけないことがあります。
スムーズに入所できるようにサポートするのも仕事の内の一つです。あらかじめ家族や本人に伝えることはもちろんですが、何が必要で、何が後回しにできるのかということも把握しておくと良いでしょう。
通常であれば入所は家族が行うことがほとんどですが、身寄りのない方もいますし、急なことなので生活相談員がサポートする量は通常の老人ホームと比べても多いです。

まとめ

労災介護特別施設ではその性質から生活相談員は非常に忙しくなってしまいます。しかし、ここで経験を積んでおくと通常の老人ホームに行った場合でも問題なく仕事ができるスキルを身に付けているはずですので、転職の際などは心配はいりません。

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