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実は介護福祉士に向いているタイプ=小柄で力のなさそうな女性。その理由は?

「介護はチカラではないというけれど、現実として大柄なご利用者様を介護したりするんでしょう・・・」その通り!
だからこそ、小柄で非力な女性が実は介護福祉士に向いているんです。

小柄でチカラのない女性は、ご利用者様を動かす場面では頭を使うタイプが多い

介護を学びだすと、講義などの座学ではよく「介護はチカラではない」と言われます。
テキストにも同様の事が書かれていることが多いものです。

しかし世間的には「とは言っても、現実として大柄なご利用者様をベッドから車いすに移したり、抱えたりしなければいけないから、小柄でチカラのない女性は介護に向かないのでは」という見方が大半です。

しかし、男性がチカラまかせで介護をすると、たいてい自身の腰を痛め、ご利用者様にとっては少し恐い介護になったりします
(介護している人柄や性格が恐いということではありません、例えばベッドから抱えられたときに床面から高さが発生したりするなどの物理的に恐いといった事です)

その反面、小柄でチカラのない女性は、例えば小さなチカラで大きな相手(ご利用者様)を短い動線で動かそうとします
そうすると自分自身の身体に良い意味で無理をしなくなるのと同時に、短い動線でご利用者様が動くのでご利用者様にとっても無理のない安心できる介護になる場合が多いのです。
(特に腰を守ることは上手になります)

必要に応じて1人介助と2人介助を使い分けることができる

介護士
男性はどうしてもチカラがある分、時に1人で介助して自身の腰を痛めたり、ご利用者様にとって少し恐さを与える介助になってしまうことがあります。
(決して男性介護福祉士を否定するものではありません。誤解のないように・・・)

小柄でチカラのない女性は、自身にチカラが無いことが解っている分、有効的に2人介助を選択することができます(頭の中にそういった発想が浮かぶということです)。
ご利用者様にとっても安心できる介助につながるという訳です。
(2人介助で例えば手を抜くということではありません。これも誤解のないように・・・)

小柄な女性が、介護主任や介護長クラスで活躍している!その訳は?

私の勤めている施設では、身長140cm台の女性が介護長(介護部門の責任者)をしています。身近で見ていると「上手だな~」という印象を受けます。

彼女は身体が小さいと解っている分、ご利用者様に対する身体の使い方が上手だな~と感じます。

また身体が小さい分、小さなチカラで大きなご利用者様を動かすというある意味介護の基本をきちんと頭でも身体でも理解しているので、新人なんかへの教え方も上手です。決して無理をしない方法(介護する側にとっても、ご利用者様側にとっても)を教えています。


いかがでしょう?「私は女性で小さいから介護に向いてないかも・・・」と思っている人が、実は介護福祉士に向いています!

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