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介護士のお仕事

三福祉士の中では幅広い年代で始めることができる!それが介護福祉士

三福祉士(社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士)の中で、介護福祉士は「介護を始めたい」と思ったどの年代でも比較的取りかかりやすい国家資格と言えます。

若ければ行動力と体力を活かして!熟年は人生の歩みを活かして!

介護の仕事のイメージとしてよくあるものの中に「介護は体力仕事」「夜勤もあるから若者でないと務まらないかも」というものがあると思います。
確かに20代の頃は体力があるから、毎日入浴介助でもあまり苦にならなかったり、月に夜勤を何回やっても平気だったりします。

しかし、50代60代が未経験で介護の仕事を始めることが難しいかというとそうでもありません。(実際に今の私の職場では65才を筆頭に50代60代の介護福祉士が何人かいます)

なぜなら、介護は生活の延長線上にあるとも言われ、そこには単に体力とか技術というだけではなく、50代60代の方であれば人生の経験上働くカンみたいなものを活かすことができるのです。

例えば、良い意味でご利用者様に年代が近いので若い職員ではピンとこない昔の話に自然に耳を傾けることができたり、いろいろな介助をしていても人生の経験上のカンとして「今は何となく危険を伴う場面かな」とか「このご利用者様、いつもより何だか元気がないな」とかのようなカンが若い職員より不思議と働くのです。

幅広い年代のチーム構成が良好な介護チームを作る

介護士
50代60代の職員が同じ介護チームにいると良い点がまだまだあります。
対ご利用者様ではありませんが、職員の関係上、特に若い職員へのフォローができるので、チームワークが良くなります

若い職員は例えば若さゆえにご利用者様との関わりで悩んだり、プライベートでの悩みを引きずったまま勤務に入って表情が暗かったりするようなことがあると、そのまま仕事に影響が出てしまうことがあります。

ここに50代60代の職員がいると、自分の息子や娘のように若い職員に声をかけたりするので、若い職員がフッと良い意味で自分の気持ちをコントロールできたり、勤務外で悩みを相談できたりして、それが良好なチームワークを生み、チームワークが良いとご利用者様への関わりも自然と質が良いものになってきます。

他の国家資格に比べると筆記試験の勉強量が少なくて済む

三福祉士のうち社会福祉士と精神保健福祉士は、国家試験の筆記試験は、その問題数も多く分野も幅広いため覚えることもかなり多くタイヘンですが、介護福祉士の国家試験の筆記試験は社会福祉士や精神保健福祉士の筆記試験に比べると問題数が少なく、また実際に介護の仕事をしていれば日々の仕事の中で自然に覚えられることも多いため、50代60代で「勉強は苦手で・・・」という方でも取りかかりやすいと思います。


いかがでしょう?50代60代で介護を始めようかどうか迷っている方、ぜひ介護の仕事を始めて、介護福祉士を目指してみませんか?

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