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デイサービスには看護師が必要?人員配置について

デイサービスに働く職員は、介護職員の他に看護師がいます。看護師は、主として利用者のリハビリや体調管理を行います。介護職員が主として働くデイサービスで、看護師が在籍していなければならないのはなぜか、利用者の安心のためだけにいるのかわからない人も少なくありません。
デイサービスに看護師は必要なのか、また、人員配置についてご紹介いたします。

デイサービスの利用者が10名以上

デイサービスにも種類があり、一日の利用者数が10名以上の場合と10名以下の場合で、人員配置が変わって来ます。利用者数が10名以上のデイサービスにおいて必要な人員は、管理者・生活相談員・看護職員・介護職員・機能訓練指導員となります。また、管理者と生活相談員および看護職員と機能訓練指導員は、兼務することができます。
そのため、最低限必要な人員としては、管理者(生活相談員兼務)1名、看護職員(機能訓練指導員兼務)1名、介護職員1名の3名となります。また、利用者数が16人以上になれば、人員数も変わってくるため、この3名と言うのは利用者数10〜15人までの規模のデイサービスで、必要な人員と考えることが妥当と言えます。

デイサービスの利用者が10名以下

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小規模のデイサービスにおいて必要人員配置は、管理者・生活相談員・看護職員または介護職員・機能訓練指導員となります。また、管理者と生活相談員および看護職員と機能訓練指導員の兼務が可能となるため、最低限必要な職員は2名となります。
しかし、2名で10人の高齢者を見るということは、とても大変なことであり危険です。そのため、最低限必要な人数を確保するのではなく、安全で安心した場所を提供できるよう、人員確保を行うことが重要となります。

看護師の役割

デイサービスの規模により必要な人員数は違いますが、看護師がデイサービスにおいて必要な理由は3つあります。
1つ目として、急変時の対応となります。急変時に医療職が在住していることにより、早期に対応することができるのです。
2つ目として、高齢者の健康状態を把握し、ケアマネージャーなどとの連携を行っていくためです。デイサービスの中で唯一の医療職であり、何か変化があった際には看護師が判断を行い、ケアマネージャーなどとの連携を行うことが重要となります。
3つ目として、機能訓練指導員との兼務ができることになります。介護職員は、機能訓練指導員となることができず、看護師が機能訓練指導員として登録することで、リハビリ加算を取ることができるのです。

まとめ

デイサービスにおいて、そのデイサービスの規模によって人員配置は異なりますが、最低限管理職・看護職・介護職入ることが重要となります。その中で、それぞれが兼務する仕事もありますが、最低限の人員ではなく高齢者の安全を確保できる人員確保が重要となります。また、看護師が常駐することにより、高齢者にとって安心できる場を提供することができ、なおかつ施設としてはリハビリ加算を取れると言うメリットがあります

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