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介護士のお仕事

専門職としての自覚や誇りの大切さ!介護福祉士会倫理綱領の2に学ぶ

近代の介護士は単なる介護技術屋ではいけません。介護の専門職としての自覚、良い意味での誇りを持つことも大切な時代と言えます。

今回は日本介護福祉士会倫理綱領の2を引用し、介護士の専門職としての自覚や誇りについて触れてみたいと思います。

「専門的サービスの提供」+感性や洞察力の必要性

日本介護福祉士会倫理綱領2の見出しを引用すると“専門的サービスの提供”と記されています。そして本文の前半にはこのような事が記されています。

常に専門的知識・技術の研鑚に励むとともに、豊かな感性と的確な判断力を培い、深い洞察力をもって専門的サービスの提供に努めます

この1文を見ただけでも、介護士(介護職)はただ介護の手際がはやいだけが求められているわけではないということが理解できます。
専門的知識・技術に加えて、感性、判断力、洞察力も求められています

専門職としての責任

介護福祉士倫理綱領
日本介護福祉士会倫理綱領2の本文後半にはこのような事も記されています。

介護福祉サービスの質的向上に努め、自己の実施した介護福祉サービスについては、常に専門職としての責任を負います

国家資格である介護福祉士取得者はもちろん、ヘルパー2級や介護職員初任者研修など国家資格でない介護士(介護職)もこの事はとても大切な内容です。

介護士自身がご利用者様に実施した介護について、専門職として責任を持つということが大切であり、介護士(介護職)はそのような意識を持つことが求められています。

専門職としての誇りを持つことの大切さ

余談ですが、介護業界は一時期「介護は、他業種で仕事を失った人が始める仕事」「誰でもできる仕事」というようなマイナスな視点で世間から見られた(介護に携わる者の被害妄想かもしれませんが)事があります。

誰でもできる仕事というのは(私自身が介護に携わる経験者として)認めます。

しかし、ここまで紹介してきたように「掘り下げていくと、奥の深い専門的な仕事」であることがご理解いただけると思います。

誰でもできる介護の仕事、でも奥深い(極めるという表現とも違うと思います)専門職であり、介護士(介護職)は、その誇り(良い意味の社会的プライド)を忘れてはいけないと感じます。


いかがでしたか?日本介護福祉士会倫理綱領2を引用して、介護士(介護職)の自覚や誇りについて触れてみました。
介護士(介護職)は立派な専門職であることをご理解いただければ幸いです。

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