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介護士のお仕事

毎日続くこと及び良形、それは喜びと健康の証!排泄介助の魅力2。

前回に続き排泄介助のお話です。

排泄介助のイメージは「キタナイ、クサイ」が先行しがちですが、排泄介助は深く掘り下げていくと人としての当たり前がこんなにもありがたい、そのありがたみがわかる奥深さがあります。

“良い形”が当たり前でなくなることが多くなるご利用者。

高齢者施設で介護職として働き、排泄介助に関わると、ご利用者の大便の形が良くない(=健康でない)ことが多々あります。

介護の仕事をしていないと、自分自身の大便を日々マジマジと観察している人は少ないかもしれませんが、介護の仕事をしている人は大便に関する知識を得るので日々の自分自身の大便にも関心がいくようになります

健康な成人男女の大便は、一般的には茶色いバナナ状の形をしていることが多いと思います(=健康の証)。
しかしご利用者の大便がいかにこれと遠い状態になっているか、介護の仕事を始めて排泄介助に関わると痛感します。

正常に戻す工夫。

介護パート
下痢状態だったり、反対にかたくコロコロだったり、食事で出されたおかずがそのままの形で残っていたりする大便の多いことに気づくことでしょう。

「どうしたら正常な大便に戻るだろうか」と介護福祉士クラスになると考えたりするものです。
食べ物の形ややわらかさを工夫することはもちろん、介護福祉士クラスは”食べさせ方の工夫”“食べているときの時間のかけ方の工夫”“活動力を高める工夫”をしているものです。

そして工夫した結果、後日ご利用者の大便が正常便に戻ったりすると・・・”プロとしての仕事”をした充実感を得ることができます。

当たり前が毎日続くことが難しくなるご利用者のためにこの仕事がある!

私達一般成人にとっては“大便は茶色いバナナ状が当たり前”であっても、ご利用者がこの当たり前を毎日維持することがいかに難しいかが介護の仕事で排泄介助に関わるとわかってくると思います。

多くのご利用者は下剤の類を服用していたり、大便を柔らかくする薬を服用したりしながら大便をコントロールしている現状を痛感します。

でも、介護職の工夫で(医学の力を借りない、生活レベルでの工夫)ご利用者の大便が良い状態になり、それが毎日続くとなったら、人としてハッピーだと思いませんか?

当たり前が続くように工夫するところにも介護の仕事の魅力はあります。
アナタの工夫で、ご利用者に当たり前を提供する・・・そんな介護の仕事ってステキだと思いませんか?

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