介護施設を選ぶポイントは？スタッフ募集などの求人広告を見かけない

介護施設の虐待や事件のニュースも近年増えています。
親や身内を施設に託す家族の立場としては、入所させた後に後悔はしたくないものです。
今回の記事では介護施設を選ぶポイントとして「スタッフ募集などの求人広告を見かけない」をご紹介します。

求人広告をよく見かける介護施設とは？

「介護施設を利用する側なのに、なぜ求人広告が関係あるの？」と疑問に思われるご家族様もいらっしゃると思います。

しかし「この介護施設の求人広告、よく見かける」という施設は注意が必要です。

介護士などスタッフの退職者が多く、スタッフが定着しない職場環境である可能性があります。

スタッフが定着しないということはどういうことでしょう？

新しいスタッフに１から仕事を教え、覚えた頃に退職していき、また新しく入ってきたスタッフに１から仕事を教えていく・・・
という悪循環で、ご利用者様への関わりや介護の質が上がっていかない施設である可能性があるのです。

新聞をとっていらっしゃる方は、折り込みの求人広告などをチェックしてみてください。
よく求人広告を見かける施設は注意しましょう。

求人広告を見かけない＝スタッフの定着率が良い

反対に「あの施設の求人広告はあまり見かけない」という介護施設は、ご利用者様への関わりや介護の質に期待できます。

求人広告を見かけない介護施設は、スタッフを募集する必要がないから求人広告をださなくてもよいのです。

つまりスタッフがあまり退職せず、スタッフの定着率が良い証拠とも言えます。

スタッフの定着率が良いことは利用する側にもメリット

スタッフの定着率が良い介護施設は、介護士などのスタッフにとって働く魅力がある証拠でもあり、働く魅力がある介護施設は、ご利用者様への関わりや介護の質が良いことが期待できます。

スタッフ自身が働く施設に誇りを持っていることも期待できます。

またスタッフの定着率が良いことで、スタッフのチームとしてのご利用者様への理解力も向上していくことが期待できます。
親や身内を施設に入所させる側としては安心材料になると思われます。

ご利用者様、ご家族様、スタッフがなじみの関係になれる環境にあるのです。

まとめ

いかがでしたか？

スタッフ募集などの求人広告を見かけないことは、実は介護施設を選ぶ側にとっても大切なポイントです。
今回の記事が、介護施設選びで悩んだり迷われているご家族様のご参考になれば幸いです。