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コミュニケーションのコツ

どうしてもコミュニケーションが苦手な方へ、小技を使うコツ

現代の介護士には、ご利用者様とのコミュニケーション能力も求められています。
しかし「どうしてもコミュニケーションが苦手」という介護士や、コミュニケーション面に不安があり介護の仕事を目指すことをためらっている方もいるのではないでしょうか?

そんな方へ、今回はご利用者様とのコミュニケーションにおいて「耳そうじ」という小技を使ってみることをご紹介します。

意外とできていない、ご利用者様の耳そうじ

介護士の仕事の1つに入浴介助があります。
この入浴介助時、ご利用者様の洗髪や洗身の合い間に耳周辺を拭いたりしている介護士は多いと思います。
(先輩介護福祉士からそのような指導を受けている方は多いと思います。)

しかし、ご利用者様の耳の穴の中まではキレイにできていない、いや「本当はキレイにしてあげたい」けど「入浴介助の一連の流れの中では耳の穴の中まで清潔にする時間がない」というのが多くの介護施設、介護事業所の現状ではないでしょうか。

時間がなくて耳そうじができない現実

入浴介助中に耳かきができなければ、それ以外の例えばご利用者様がフロアーにいる時間などに、耳そうじをして差し上げる工夫をしたいところです。

でも介護士がゆっくりとご利用者様の耳そうじに時間を割くというのも、現実難しいものです。

コミュニケーションツールとしての耳そうじ

しかし視点を変えて、コミュニケーションが苦手な介護士は、時間の工夫をして、ご利用者様に耳そうじをして差し上げてみると良いと思います。

「話をするのはどうしても苦手」という介護士にとって、耳そうじというツールはコミュニケーションの小技の1つになります。

多くのご利用者様は耳そうじをして差し上げると、介護士から話しかけなくても「気持ちいいねー」「ありがとう」とご利用者様の方から話しかけてくれるはずです。

介護士自らご利用者様に話しかけなくても、コミュニケーションが成立するなんて、
何だか得した気分になりませんか?

耳かきが不安なら、綿棒を使う

ご利用者様の耳そうじに、耳かきを使うのはケガをさせてしまいそうで不安という介護士もいると思います。
そのようなときは綿棒を使ってみましょう。

綿棒を使って耳の穴の入り口から少し入ったところをこすって差し上げるだけでも、
ご利用者様はかなり喜ばれると思います。

そしてご利用者様の多くは、お礼を言ってくれるはずです。

まとめ

いかがでしたか?
どうしてもコミュニケーションが苦手な方は、小技の1つとして耳そうじをしてみること、ご利用者様とのコミュニケーションの一環だと感じることができますよ!

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