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コミュニケーションのコツ

場面次第で関わりすぎない?認知症は離れて見守るのも1つの方法

介護士の仕事において、認知症のご利用者様との関わり(認知症介護)は必須と言えます。
しかし認知症のご利用者様との関わりは、テキストどおりに行かずに時に悩むこともあるのではないでしょうか?

今回ご紹介する内容は、認知症のご利用者様との関わりにおいて場面次第では関わりすぎないというコミュニケーションのコツに触れてみたいと思います。

関わる人を認知できない

認知症は、ある意味ではその言葉どおり「認知することができない症状」とも言えます。
認知症は、単なるもの忘れやボケではなく、脳の中の病気と言えることは現代において
世間一般的な知識になったと言えるでしょう。

あたり前のようですが、介護施設、事業所の介護士のことを、認知症のご利用者様は介護士として理解できません。
その一例として、認知症のご利用者様から「おにいちゃん」「おねえちゃん」などと呼ばれた経験を持つ介護士は意外と多いのではないでしょうか?

関わりすぎることは時に不穏をあおる

認知症のご利用者様は、対人だけでなく、モノ、時間、空間など症状の進行によって様々なことがわからなくなっていきます(認知できなくなっていく)。

また傍から見たら、ただ単にウロウロしている場合でも、その認知症のご利用者様にとっては何か目的があって迷ってらっしゃる場面であったりもします。

そんなときに例えば「そんなところにいないであっちへ行きましょう」とか「今は○○の時間です」などとお伝えすると、認知症のご利用者様にとって、それはうっとおしい声かけになってしまうかもしれません。

だって、認知症なんですもの。(場面や時間が理解できれば認知症ではないですよね。)

時に様子を見守ることの大切さ

そんなときのコミュニケーションのコツとしては、あえて関わらず、少し離れたところからご様子を見る、ということも大切だったりします。

「離れて関わらずしてコミュニケーション?」と疑問に思われる方もいるかと思います。
決して何もせず放置するということではありません。

そのご利用者様にとってさほど危険をともなわない環境で、しばらくご様子を見守ってから(介護士は笑顔で)「どうされましたか?」とお声かけしてみてください。

認知症のご利用者様なりに何かおっしゃってくれたり、介護士側から見たら単にウロウロしているようにしか見えなかったご利用者様が何かに迷われていたようなヒントとなる言葉を発せられることも多々あります。

まとめ

いかがでしたか?
認知症のご利用者様との関わりにおいて、時に離れて見守りをされることが、コミュニケーション上有効である場合もあります。
今回触れた内容が、介護の仕事に携わる方々の参考になれば幸いです。

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