転職したくなったら早めに申し出よう！３か月前の申し出がお勧め

介護士の転職理由は様々です。
オモテ向きは前向きな理由でも、実情は「人間関係の悩み」や「上司への不満」や「業務内容への不満」であることも多いものです。
しかし最後はできるだけスムーズに退職したいものですよね。

今回は「転職したくなったら早めに申し出よう！３か月前の申し出がお勧め」という内容をご紹介します。

１か月前の申し出ではダメなのか？

ほとんどの職場には就業規則があり（入職時に説明を受けたけど忘れてしまったという介護士は多いかもしれません）、就業規則には「退職を希望する場合は、少なくとも１か月前に申し出る」といった内容が記載されていることが多いものです。

「１か月前って書いてあるから、キッチリ１か月前に退職したいって申し出るのはダメなの？」と思う介護士は多いかもしれません。
時に怒りなどで「明日からもう来ません！」と言いたくなることもあるかもしれませんが、１か月くらいならガマンして働けるから・・・なんて思う介護士もいるかもしれません。

でも、できることなら１か月以上前の申し出がスムーズに退職するためにはお勧めです。

職場としては、転職したい介護士（あなた）の後任補充と、後任採用後にその方が慣れるまでの期間が必要になるからです。

スムーズに転職するためには３か月前がお勧め

スムーズに転職するためには３か月前の申し出をお勧めします。
（もちろんそれ以上前でも大丈夫です）
１か月前の申し出はほとんどの場合引き止めにあいます。

それに、ほとんどの介護施設、介護事業所は人件費圧縮の点からも余剰人員はあまり確保できないものです。
「誰かが退職する」から「補充をする」と考えている採用担当者がほとんどだと思います。

後任補充の実態

介護士の後任補充に関する実態をご紹介しておきます（ほとんどこんな感じだと思います）。

３か月前に退職申し出→採用担当者は募集開始→後任の採用＝ここまでスムーズにいっても転職したい介護士（あなた）の退職したい２か月前でしょう。

後任が在職中だと、その後任が在職中の職場を退職する＝転職したい介護士（あなた）の退職したい１か月前。

後任が入職→１か月は転職したい介護士（あなた）とタブり勤務で引き継ぎや慣らしが必要→転職したい介護士（あなた）の退職。

だいたいこのような流れが、実態です。

いかがでしたか？
退職したくなると、上記のような事などほとんど考えず自己都合ばかり考えがちですが、スムーズに退職するためには３か月前には申し出て、円満に退職できるよう心がけてくださいね。