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介護士の転職~転職で何が変わる?

施設で働く場合は、夜勤を確認しましょう

施設では、24時間365日介護者が交代で、介護を行うことになります。

そのため、施設で働く場合には、夜勤をしなければなりません。

また、夜勤にも種類があり、2交代と3交代があります。

今は、2交代勤務となっている施設がほとんどであり、さらに早番や遅番など不規則勤務となっている施設が多いです。

施設で働く場合の夜勤についてご紹介いたします。

2交代勤務のメリット、デメリット

2交代勤務とは、日勤と夜勤がメインであり、夜勤の場合は夕方出勤し翌朝日勤者が来たら退勤することになります。
そのため、多くの施設において16時間程度の勤務となり、明けた翌日は休みとなることが多いです。そのため、午前中に仕事が終わり翌々日の朝出勤までは自由時間となります。

また、約2日間はお休みとなるため、身体を休める時間があるというメリットがあります。
逆に、2交代の場合4週6休となっている施設が多く、3交代よりも休みの日数が少ないというデメリットもあります。

さらに、夜勤明けで帰宅後は、身体的疲労により寝てしまう事も少なくなく、実質自由に動けるのは一日のみとなることも多いです。

3交代のメリット、デメリット

3交代では、日勤、準夜、深夜となっており、夕方から夜中の勤務と、夜中から朝までの勤務が夜勤となります。また、勤務の基本体系としては、準・準・休・深・深・休となることが多く、夜勤は続きます。

メリットとしては、夜勤は手当がつき3交代の場合は夜勤回数が多いため、収入面でアップします。

また、日中の自由な日が2交代よりも多くなるため、平日の昼間など空いている時に買い物など自由に時間を使うことができます。

3交代のデメリットとしては、2交代以上に不規則な生活となるため、心身ともに辛いのが現状としてあります。

また、夜勤の間にある休みは、夜中に帰って休みとなるため、実質ほとんど休みがないような状態となります。そのため、健康面に害を及ぼす可能性が高くなります。

さらに、夜勤週間等は身体が夜型となり、その後の日勤の際に昼型に戻すことが難しいのも現状です。

夜勤ができないと、正職員は難しい

施設で働き交代勤務を必須とする介護職の場合、夜勤ができないと正職員ではなく、パートで働くことを強いられることも少なくありません。

そのため、正職員として施設で働くのであれば、夜勤をせざるを得ない可能性はあります。

子育てなどの家庭の事情等により夜勤ができない場合には、「夜勤ができない方は要相談」等記載があるか確認し、面接等で相談することも重要となります。

まとめ

高齢者の介護は、24時間必要となり、施設で働く介護士は夜勤ができることが重要となります。

また、夜勤にも2交代・3交代と種類があり、それぞれのメリット・デメリットがあります。これらを理解し、募集要項等を確認し、転職先を考えることが重要となります。

また、家庭の事情等で夜勤が難しい場合には、どれくらいの期間夜勤ができないのか等を、転職先に相談することも重要なこととなります。

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