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介護士コラム~体験談~

認知症グループホームは楽しい!スーパーに出かけてのんびり買い物

認知症高齢者グループホームは、大型施設とは違った、家庭的な環境ならではの楽しさがあります。
今回は、介護士の体験談としてスーパーでのんびり買い物して楽しかったことをご紹介します。

近所のスーパーへ買い物

認知症高齢者グループホームは、大型施設ではないので、多くのグループホームは厨房もなければ、専属の調理員がいないというのが現状だと思います。

私が介護士として働いていたグループホームは、食材料の調達も全部ではないものの週に何日かは近所のスーパーにご利用者様と買い物に出かけて買ってきていました。

ご利用者様5~6人に対して、介護士2名で、事業所のワゴン車で買い物に出かけていました。

いつも新鮮な気分で外出

ご利用者様のすべてが認知症ということもあり、ご利用者様の中には今まで何度も買い物に行っていて「今日は外へ連れて行ってもらって嬉しい。私は初めて買い物に連れて行ってもらえる。」と笑顔で話すご利用者様もいました。

そのご利用者様にとっては毎回新鮮な気分だったと思います。
介護士である私も新鮮な気分で買い物に出かけることができました。

可能なかぎりゆっくりと買い物する

その認知症高齢者グループホームの介護士チームでは「買い物はご利用者様のペースで、可能な限り時間を使おう」と話し合いで決めていました。

認知症であっても、女性のご利用者様は主婦だった頃の感覚が保てているご利用者様も多く、品物を手にとっては「これは新鮮だ」「今の季節は何だったかな?」とご利用者様どうしの会話もはずんでいました。

良い刺激は生活リハビリにつながる

買い物は、ご利用者様にとっては良い刺激となり、生活(脳)の活性化につながっていたと思います。
また歩くことができるご利用者様や、車いすで自走できるご利用者様にとっては、適度な活動量にもなり、まさに生活リハビリになっていました。

日中の適度な活動で、夜間良眠

買い物で適度な活動量になり、良い意味で程良く疲れるのか、夜、良眠されるご利用者様が多かったように思います。
また車いすを介護士側で介助するご利用者様にとっても、買い物という場面は適度な刺激になったり、
外出そのもので陽の光を浴びることで、やはり夜、良眠されるご利用者様が多かったように思います。

まとめ

いかがでしたか?
認知症高齢者グループホームにもよりますが、買い物はご利用者様にとっても介護士にとっても楽しい場面となります。
認知症高齢者グループホームに興味・関心のある介護士の方の参考になれば幸いです。

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