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就職先としての介護施設

認知症の初期~中期を学ぶなら、認知症グループホームがお勧め

介護業界は慢性的な人材不足。
それに加えて介護施設、事業所の形態も多様化し、それは介護士にとっては転職先を選びやすい時代になったとも言えます。

今回は、認知症介護を学びたい介護士にとって、認知症の初期~中期を学ぶならグループホームがお勧めという内容をご紹介します。

ご利用者様は必ず認知症である

認知症高齢者グループホームとは、介護保険法上の事業の呼び方としては「認知症対応型共同生活介護」と言います。

この文字に示されているとおり、認知症のご利用者様が共同生活(居室は個室が基本です)される場所が認知症高齢者グループホームであり、介護士の仕事は、その共同生活を介護すると解釈すればよいでしょう。

またご利用の絶対条件は「認知症」の診断がついていることです。
したがって、認知症高齢者グループホームのご利用者様は必ず認知症です。
認知症+何らかのご病気を持っているご利用者様が多くいらっしゃいます。

比較的身体面は自立しているご利用者様が多い

最近の認知症高齢者グループホームは、身体面含めた重度のご利用者様を受け入れているホームも多くなりましたが、多くのグループホームでは、要介護1~3くらいの軽度~中度のご利用者様が多いと思います。
(法的には、要支援2~要介護5の方で認知症の診断がついている方がご入居できます。)

要介護1~要介護2のご利用者様などは、認知症があっても身体面は比較的お元気なご利用者様が多いので認知症介護を学びたい介護士にとっては、認知症高齢者グループホームはお勧めの転職先と言えます。

認知症には種類があり、そのご利用者様はどのタイプかを理解する

ところで「認知症」には「脳の状態によって型、種類がある」ということをご存じですか?
介護系の資格取得をした介護士の多くは、座学やテキストで学んでいるかと思います。

例を挙げると、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症・・・などです。
認知症の型、種類はまだまだあります。(詳しい特徴はこの記事では省略します。)

そのご利用者様が何型の認知症であるか、事前の基本情報として知ってからご利用者様と接すると、介護士にとっては、ご利用者様を通しての良い学びとなります。

例えば「アルツハイマー型のご利用者様には○○のような特徴があり、テキストの内容が理解できた」など
実際にはテキストと全く一致する症状のご利用者様はいなくても、その型、種類の認知症の特徴はかなり学ぶことができると思います。

まとめ

いかがでしたか?

認知症介護の初期~中期を学びたい介護士には認知症高齢者グループホームがお勧めです。
ぜひ参考にしてください。

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