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介護士コラム~体験談~

キレイになっていくことに充実感を得る!入浴介助の美学1。

いきなりですが「入浴介助」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか?
「あかの他人のおじいちゃん・おばあちゃん・障がいを持った方をハダカにして、汚い状態を洗ってあげる」「暑いし身体はキツイ」なんてイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

「ビフォー」と「アフター」を自分なりに比べてみる。

汚い状態かどうかはおいといても、ご自身では入浴することができない方の衣類を脱がせて、身体や頭・髪の毛を洗って差し上げて、湯船(浴槽)に入っていただき、お風呂から出た後に服を着ていただく・・・これが入浴介助における介護職の一連の仕事の流れになります。

私がここで言いたいのは「入浴前の状態をよく見ておく」=「ビフォー」と、「入浴後の状態が、入浴前の状態とどう変わったかを見てみる」=「アフター」をまずは介助者である自分なりに比べてみると、入浴介助がいい意味で楽しくなるということです。

この「ビフォー」と「アフター」の見比べは、経験の浅い介護職でも自分なりにやってみることが後々のやりがい・楽しみにつながってきますので、自分流であることが意外と大切だったりします。

素人視点でかまわない「ビフォー」と「アフター」

入浴介助
「ビフォー」「アフター」と書くと某番組のベタな感じを思う方もいると思いますが、入浴介助における「ビフォー」と「アフター」は、介助者の経験値なりの見方で良いと私は思っています。

つまり中堅やベテランと呼ばれる介護職(介護福祉士○年など)ならではの「ビフォー」と「アフター」があるのはもちろん、介護職○か月等の初心者レベルでも介助者なりの「ビフォー」と「アフター」を見ることは大切であり、かつ介助者の視点での解釈で良いと思います。

入浴前に利用者さんの全身をなんとなく見る→入浴後に同じように利用者さんの全身をなんとなく見る・・・そうすると介助者なりに”キレイにしてあげたところ”が見えてきます。この”キレイにしてあげたところ”が見えてくると入浴介助は楽しくなってきます

キレイになることに抵抗を示す人はほとんどいない

介護職の経験が浅い方は、あくまでも自分なりの視点で良いことを忘れないことです。

中堅、ベテランの介護福祉士はあそこの汚れが落ちていない等々言うものですが、経験が浅いうちはそこは聞き流し、自分なりにキレイになった部分を確認すれば良いのです。

利用者さんも介助者も汚い状態に抵抗を示す方はいても、キレイになった状態に抵抗を示す方はほとんどいないと思います。介助者自身が入浴前と入浴後を見比べてどこがよりキレイになったかを探してみると、経験が浅くても入浴介助は楽しくなりますよ!

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