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就職先としての介護施設

登録ヘルパーは楽しいけど、働く上でのデメリットはあるの?

介護系の資格を取得した後、初めて介護士として働く上で気軽に始めることができるものの1つに登録ヘルパーがあります。
気軽に始めることができ、やりがいと楽しさはありますが、どんな仕事も良い面ばかりではありません。
今回の記事では、登録ヘルパーとして働く上でのデメリットについて触れてみたいと思います。

 

決められた時間に、在宅生活しているご利用者様への支援

先に、登録ヘルパーの仕組みと仕事について簡単に触れておきたいと思います。

登録ヘルパーとは、ある訪問介護事業所(ヘルパーステーションなどと呼ばれたりすることもあります)に在籍(登録)し、ご利用者様に対する訪問サービスがあるときに(つまり、仕事があるときに)、ご利用者様のご自宅を訪問し、そこで訪問介護サービスを提供するヘルパーのことを言います。

 

ご自宅で介護サービスを提供するということは、ご利用者様のレベルの違いはあるにしてもご自宅(在宅)で生活ができる状況にあるご利用者様と言えます。

少し違った言い方をすると“入所施設を選択しなくてもまだ大丈夫な状態”のご利用者様と言えます。
実際のレベルは軽度~中度のご利用者様が多いと言えるので、介護士として初心者であっても、気軽に始めやすい介護士の仕事と言えます。

雇用形態としては正職員やパートと違って、時間拘束ではないという働く上での特徴があります。

そのため、介護士として働く上では気軽に始めることができます。
また「どうしても介護の仕事は自分に合わない」と思ったら、正職員やパートよりは退職しやすいとも言えます。

デメリットは、毎月の収入が一定でないこと

給料

時間拘束でない登録ヘルパーの給与(賃金)は、1時間や1件単位で何円というように決まっているところがほとんどです。
したがって、コンスタントに仕事があるときはある程度収入(給与)になりますが、ご利用者様の状態変化などで、ご自宅への訪問サービスが終了となると、ポッカリ空白ができたような状態で、その分仕事が減る場合があります。

事業所の責任者クラスにお願いして、うまく新しい訪問先が割り当てられればよいのですが、うまく仕事がまわってこないこともあります。

ご利用ニーズが少なかったり、働きたいヘルパーどうしの希望時間が重なったりで、その事業所の責任者クラスのせいではないことも多々あります。

仕事量にバラつきがあることは、登録ヘルパーとして働く上での特徴であると理解しておくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

登録ヘルパーは介護士として気軽に始めることのできる仕事の1つですが、収入が一定でない面もあります。
今回触れた内容が、これから介護士として働き始めようとしている方の参考になれば幸いです。

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