介護士のお仕事
熟年介護福祉士も十分活躍できる!疲れを残さない夜勤の仕方のコツ♪
- 2016.08.18 @ 新着
- 介護士のお仕事
世間一般の方では、介護施設・介護事業所の夜勤のイメージはどうしても「キツくて忙しい」から「夜勤は若い人のするもの」で「熟年層にはとてもできない」というイメージが多いように思います。
世間一般から見る介護職の夜勤のイメージ。実際はどう!?
でも私の現在勤めている施設も、今まで働いてきた施設・事業所も、結構50代の女性が普通に夜勤をやったりしています。
ちなみに以前勤めていた施設では60代の女性で(当時は60才定年だったので、雇用形態は非常勤職員ではありましたが)夜勤回数は正職員同等1か月あたり5~6回こなしていた方がいました。
なぜ50代60代でも若い人(というと誤解が生じるかもしれませんが)と同等の夜勤回数をこなしても、バテることなく介護の仕事を続けていくことができているのでしょうか?
夜勤帯には“オン”と“オフ”がある!?
なぜ50代60代でも普通の正職員同等の1か月5~6回の夜勤をこなして、それなりに疲れを回復させて次の勤務日に元気に出勤できるのでしょうか?
その答えは(私も若いときにはあまり深く考えなかったのですが)、私も夜勤を経験しているのでこの歳になるとわかるようになったのですが「夜勤帯で働くうえではコツがある」「夜勤帯には“オン”の時間と“オフ”の時間がある」ということなのです。
夜も深夜になれば、ご利用者様の多くは一般の人と同じで普通に就寝されます。(ご利用者様は生身の人間なので、毎日安眠してくださるとは限りませんし体調急変でバタバタする夜勤もあることだけはご了承ください。)
この就寝されている時間は、夜勤者もあまり動かないようにすれば体力を温存することができるわけです(全く動かないということではありません。トイレ介助やオムツ交換など必要な介助は当然します)。
そしてもう1つのコツとも言えるのが「働く自分もできるだけ動かず静かにしながら、音の異変がないか仕事上の聞き耳をたてる」ということです。
ご利用者様の夜間の様子は(勤務する施設規模にもよりますが)だいたい音で察知することができます。
例えば寝ているご利用者様がフトンをよける音がするときは起き上がろうとしているときとか、足音がし始めたら完全に起きてどこかへ行こうとしているなとか・・・音で察知できるようになると、余分に動き回ることが少なくなり夜勤している自分の体力を温存できます。
夕方と朝が夜勤者の勝負どころ!
夜勤開始と終了時間にもよりますが、長時間夜勤の場合は夕食介助~就寝までが1つのヤマです。
そして短時間夜勤にも共通するもう1つのヤマが朝方の起床介助~朝食介助までです。
この勝負どころの時間さえつかんでおけば、50代60代でも臆することなく、夜勤に前向きに取り組むことができると思います。
当然夜勤手当がもらえて収入アップと思えばモチベーションも上がるのではないでしょうか?
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