介護士の転職は他の業界と比べて簡単？

超高齢化社会の我が国において、介護士不足が懸念されており、介護士の求人が多々あります。そのため、転職先が多々あり転職しやすい職業だと、思っている方も多いのではないでしょうか。

確かに、介護の求人は多く、転職しやすい環境かもしれません。しかし、介護士の求人の多くは、非正規雇用ということを理解しておくことが重要となります。

介護士の転職はほかの業界と比べて簡単か、ご紹介いたします。

非正規雇用であればすぐにでも転職可能

介護士の求人の多くは、非正規雇用となっています。そのため、正職員としての雇用を求めなければ、すぐにでも転職することが可能となります。また、求人内容によって時給もさまざまであるため、時給の高い非正規雇用を探し転職することは、簡単に行うことはできます。

しかし、そこから正規雇用を目指す場合には、難しいことも少なくありません。そのため、正規雇用で働きたいと考えている場合には、転職することは簡単ではないことを理解しておくことが重要となります。

交代勤務や変則勤務が可能であれば、転職先はある

介護士が転職する理由の多くは、子育てとの併用が難しく、交代勤務を回避したいと考えている人が多いです。そのため、子育てとの併用できる日勤のみの介護士として働きたい、と考えている介護士は多いのではないでしょうか。

しかし、交代勤務や変則勤務に対応できない場合、多くは非正規雇用の募集となります。そのため、正規雇用として転職をしたいと考えたとき、交代勤務や変則勤務が可能であれば、簡単に転職することが可能となります。

非正規から正規雇用への制度がある施設

介護士の求人は、非正規雇用が多いですが、正規雇用制度があるとうたっている施設も少なくありません。そのため、非正規雇用として転職し、いずれは正規雇用となることを期待し、転職する方法もあります。

この場合、転職して1～2年程度で正規雇用となることが多いですが、必ずなれるわけではないということを理解しておくことも重要です。

まとめ

介護士の需要は高まる一方で、正規雇用は少ないのが現状です。そのため、非正規雇用として転職するのであれば、簡単に転職することは可能です。

しかし、正規雇用として転職する場合には、交代勤務が可能であり土日祝日も働くことが可能等の条件が必要となります。また、非正規雇用から正規雇用になれることを夢見て転職する場合にも、必ずしも正規雇用となるわけではないことを理解し、転職することが重要となります。