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介護士のお仕事

ストレスが限界に来る前にしたいこと

人間ストレスを全く抱えず生きている人はいません。子供だって友達関係で悩んだり、受験や習い事等で少なからずストレスを抱えているでしょう。
もちろん大人も同じようにストレスを抱えています。特に仕事をしている方は、日々の仕事で悩んだり苦しかったりする事も多いでしょう。

今回は、介護職員がストレスを感じた場合に起こる問題やその対策についてまとめてみます。

介護職員もストレスを抱えて働いている

人間ストレスを全く抱えず生きている人はいません。しかしその分、結果が出た時や評価された時の喜びで、ストレスを帳消しにしてくれる事もあります。
ただすべての事において、ストレスが解消するわけではありません。頑張った内容に対して結果が伴わない事もあるからです。

そうなるとストレスは解消されぬまま溜まっていく一方となってしまい、いつの日か爆発してしまうでしょう。
そして、爆発した行動や内容が取り返しのつかないような事になり、後悔してしまう事になれば大変です。

介護職員も、もちろん同じようにストレスを抱えています。
特に仕事として扱うのは「人」ですので、難しい事もたくさんあります。利用者の為に対応方法を考えたり、楽しく過ごせるよう配慮してもなかなかうまくいかない事はよくある事です。

時には自分が対応した時だけ利用者が拒否したり、理由もなく嫌われたりする事もあるでしょう。そんな時に人はストレスを抱えてしまいます。
もしそのストレスが爆発した場合にはどうなるでしょうか。最も危険な状態が、そのままストレスのはけ口が利用者に向いてしまう事です。

虐待に繋がりかねない介護職員のストレス発散

介護職員のストレスが爆発した場合は、利用者を虐待する事で発散してしまうケースが非常に多く、テレビのニュース等で悲惨な状況が映し出される事があります。

ニュース等で出てくる映像を見ていると、明らかにその日初めて虐待行為を行ったわけではなく、日常的に行われていたように感じる事が多いです。
介護職員も最初はそんなつもりがなかったかもしれませんが、段々と癖になってしまい、それが当たり前の行為になってしまうのでしょう。

そうなってしまえば利用者はとてもつらい思いをする事になりますし、虐待を行った介護職員も、その罪を償わないといけなくなります。
そんな誰もが望まない状況になる前に、自分自身で上手にストレス発散をする事が大切なのです。

しかし、上手なストレス発散方法とはどのような内容があるのでしょうか

ストレス発散方法(休みの使い方)

ストレスが爆発しそうな状況の時の休みの使い方になります。
「休みの日くらい寝ていたい」と思うかもしれませんが、休日をいかに充実した1日にするのかが、大きなポイントになっています。

それでは、休みの日にストレス発散しやすい内容についてお伝えしましょう。

運動をする

運動をする事で、仕事の嫌な疲れとは違う、心地の良い疲れを感じる事が出来ます。

一人でジョギングやジムに通ってトレーニングを行う事も良いですし、友人と一緒に野球やサッカー等を行う事もリフレッシュになるでしょう。
体も鍛えられるので一石二鳥です。

旅行に行く

時には贅沢をして楽しむことも大事です。旅行に行って楽しい気持ちを思い出しましょう。
そうすれば次に出勤する時には、穏やかな気持ちで対応する事が出来るでしょう。

マッサージや整体に行く

介護職員の腰痛は職業病と言われています。体も心もつらい状況が長引いてしまえば、病気になってしまう可能性もあるのです。

まずは定期的な体のケアを行いましょう。そしてリラックスするのです。そうすれば体の痛みも多少なりとも改善しますし、心もリラックスできるでしょう。

仕事中にストレスが限界に来てしまった場合には?

今度は、恐れていたストレスが仕事中に限界に達してしまいそうな時に心を落ち着かせる方法になります。

大好きな香りで落ち着かせる

仕事の時はカバンの中に「大好きな香り」を入れておきましょう。いざという時に落ち着かせる事が出来ます。

最近では携帯用のアロマディフューザーや、アロマストーン等が多く存在します。
ストレス状態が「もう限界だ!」と思った時には、自身のロッカーまで戻り数分大好きな香りに落ち着かせてもらいましょう。

同僚に話をする

ストレスが限界の時には職場の仲間に話しましょう。今すぐ誰かに話をするのです。
近くにいる職員でいいので、「申し訳ないけど少しだけ話を聞いて!」と、一方的に話をしましょう。人間は人に思いをぶつける事でとても楽な気持ちになれます。

また、落ち着かせてくれるアドバイスをくれるかもしれませんので、とにかく誰かに話を聞いてもらいましょう。

一服する

最近、喫煙者は何かと非難されがちですが、何とか事情を伝えてタバコを一本吸って来て下さい。喫煙者はそれだけで案外落ち着きを取り戻すものです。

ただ、なかなか他の職員が納得してくれるかわかりませんが、限界である思いを伝えて5分だけ時間をもらいましょう。

まとめ

人は色々な思いの中、少なくとも何らかのストレスを抱えて生活しています。
介護職員にとってのストレスは、お客さんでもある高齢者に向かってしまう事があるので、爆発させる前に発散できる方法を考えておきましょう。

また、仕事中に爆発してしまいそうな時に役立つグッズも、一つくらい持っていた方が良いでしょう。
ストレスと上手に付き合いながら、明日からまたお仕事頑張りましょう!

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