介護士のお仕事
実は介護福祉士に向いているタイプ=背の高い男性。その理由は?
- 2016.08.10 @ 新着
- 介護士のお仕事
「背が高いと腰に負担がかかりそうで、介護に向いていないのでは・・・」
腰に負担がかかりそうだからこそ、介護に工夫をするのが背の高い男性の特徴です。
背の高い男性は、他の人よりも腰を痛めない工夫をする傾向にある
介護を学びだすと、講義などの座学ではよく「介護はチカラではない」と言われます。
テキストにも同様の事が書かれていることが多いものです。
ところが男性は普通の人であれば適度なチカラがあるがために、時にチカラまかせに介護をしてしまう傾向にあります。
背の高い男性は、このチカラまかせに加えて、ご利用者様との身体の距離が遠くなりがちになり、自身の重心から見るとと低い位置からご利用者様を抱えようとしたりして腰に負担がかかり、結果的に腰を痛めてしまうことがあります。
そのため、背の高い男性は意識して自身の重心を低くする工夫をしながら、腰を痛めない介護を実践している人が多いです。
腰を痛めない工夫は、ご利用者様にとって安心できる介護につながる
背の高い男性がチカラまかせに介護をすると、自身の腰を痛めやすい傾向にあるのと同時に、ご利用者様にとって少し恐い介護になることもあります。
(介護している人柄や性格が恐いということではありません、例えばベッドから抱えられたときに床面から高さが発生したりするなどの物理的に恐いといった事です)
何かにつけてご利用者様との身体の距離や高さが生じるからです。
背の高い男性が腰を痛めない工夫をすると、必然的に自身の身体の重心をご利用者様の身体の重心に近づけて介護をすることになり、ご利用者様との身体的距離が近づくので、ご利用者様にとっては安心できる介護につながります。
またチカラまかせにならない分、不必要にご利用者様を高く持ち上げたりすることがなくなることもご利用者様の安心につながります。
自身の腰を守ることがご利用者様の安心につながるのです。
腰を痛めない工夫は、頼られる存在につながる
背の高い男性は、第一印象が時に見た目の大きさで相手に恐がられることもありますが、チカラまかせにならない腰を痛めない介護をすることで不必要なチカラを使わなくなり、ご利用者様にとって安心できる存在になります。
ご利用者様から「この人に身体をゆだねれば何だか安心する」といった頼れる存在になることはまちがいありません。
私の勤めている施設では、背の高い男性介護福祉士はご利用者様に人気があり、良い意味でご利用者様からのご指名されたりして介護する場面もあります。
いかがでしょう?「介護は女性の仕事だと思っていて、ましてや背が高いとためらいがあります・・・」と思っていた男性の方、実は介護福祉士に向いています!
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