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リハビリの内容は具体的に何を行っているのか

リハビリと聞いて、何をしているのかわからないけど、リハビリをしていると思っている人は少なくありません。しかし、実際に何をしているのかわからないため、どのように変化していくのか、改善して行っているのかわからないことも多くあります。

では、実際リハビリの内容は具体的に何を行っているのか、ご紹介します。

立って、歩いて、止まる

一般的な理学療法のリハビリとして、脳血管障害などに伴い歩行リハビリが必要な高齢者に対しては、歩行訓練を行います。しかし、ただ歩くだけではなく、日々の生活の中で取り入れていけるよう、立ち上がりから始まり、歩行をし、止まるという行為をします。

これは、立ち上がり時にふらつき転倒することが多いのと同時に、立ち上がり歩行するまでが一連の動きとなることにより足元がしっかり固定されにくいことになります。

そのため、立ち上がりをすること、歩くこと、そして最後止まることは、一連の動作ですが流れ作業をしてはいけないと言うことを学ぶことになります。

箸を持って、茶碗をもって、食べる

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理学療法のほかに、作業療法のリハビリがあります。
これは、日常的な生活において必要な作業を実施するために行うものになります。日常的に必要なこととして代表的なものが、食事を取るという動作になります。

リウマチや麻痺などに伴い、手が不自由となった際箸を使うことができなくなることがあります。それでも、箸を使って食べたいという高齢者も少なくありません。そのため、リハビリとして箸を使い、茶碗を持ち、食べるマネをする。

実際の生活の場では、フォークやスプーンを使用していることが多いですが、リハビリを重ねていくうちに、実際の生活の場においても箸を使用して食事を摂取できるようになることがあります

口を大きく開いて、お話をする

その他のリハビリとして、言語療法があります。
あまり聴きなれない言葉ですが、脳梗塞後遺症などに伴い失語症の高齢者などが対象となります。

言葉を出す訓練と同時に、はっきり言葉を言えるようにするリハビリを行います。
まずは、口を大きく開くこと、そして話し出すことが重要となり、声を出すリハビリから開始します。「あ・い・う・え・お」など、ゆっくり50音を発生し、単語、二語分と増やしていくことになります。

言語的コミュニケーションが取れないことによるストレスは大きいため、言語的コミュニケーションが取れるようになるまで、言語療法は行われることが多いです。

まとめ

リハビリと言っても様々で、それぞれの専門分野のリハビリスタッフが実施していることになります。また、高齢者の状態や病態により、実施するリハビリも異なってきます。そのため、どのようなリハビリが必要なのかと言うことを、介護職とリハビリスタッフが連携を図り実施していくことが重要なことになります。

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