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介護士のお仕事

サービス提供責任者が考える、ヘルパーさんとの付き合い方

訪問介護のサービス提供責任者の業務の一つに、「訪問介護員への指導や管理」というものがあります。多くのサービス提供者が一度は難しさを感じると思われます。そんな、ヘルパーさんとの付き合い方を考えていきたいと思います。

サービス提供責任者の役割

サービス提供責任者は、ヘルパーさんのスケジュール調整や、指導等をおこないます。これは簡単そうに感じますが、うまくいかず、悩まれる方も多いのではないでしょうか。一人一人のヘルパーさんの能力も把握しておき、訪問先のご利用者との相性等も考慮する必要があります。

ヘルパーさんの急な休みの際は代わりのヘルパーを探したり、自分自身が代わりに行く事もあるでしょう。介護技術や、その他の事等も、しっかりと指導しなくてはいけません。介護保険制度は何度か改正され、今後も改正されていく事だと思いますが、ヘルパー歴の長い方でしたら、昔からのやり方を現在もそのまま提供いる場合もありますので、その辺りも確認が必要でしょう。

ヘルパーさんと沢山コミュニケーションをとりましょう

登録ヘルパーさんは、直行直帰の場合が多い為、ヘルパーとサービス提供責任者との連絡方法に、メールや電話を使用している事業所が多いと思われます。

顔を合わせてのコミュニケーションが日頃取りにくい為、必要な報告・連絡・相談も不十分になってしまう場合があります。些細な事でもしっかりと報告してもらうよう、日頃から伝えておきましょう。

定期的なモニタリングや同行をおこないましょう

訪問介護は、利用者宅に訪問し1対1での関わりになる事が多いでしょう。訪問に入ってしまえば、第三者の目が無い為、ヘルパーさんがどのようなサービスを提供しているのかを、サービス提供責任者は把握しにくくなります。放っておくと、ヘルパーさんが不適切な接し方なまま、サービスを提供し続けるという事態に陥る事もあるかも知れません。

ですので、サービス提供責任者は定期的に訪問し、サービスが適切に提供されているか、計画書の内容にずれが生じていないか等をしっかり確認し、助言や指導をするようにしましょう。

まとめ

このように、訪問介護はサービスの状況を把握しにくい部分があります。しっかりと、ヘルパーさんと連絡を取り合って、見えない部分をカバーするようにしましょう。

サービスの質の向上の為、定期的に会議や研修等も開催し、皆で話し合う機会も設けましょう。

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