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介護士のお仕事

三福祉士の中で最もオールラウンドな活躍ができる!それが介護福祉士

三福祉士(社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士)の中で、どの国家資格が良くてどの国家資格が悪いという議論をするつもりはありません。
それぞれの福祉士にはそれぞれ社会的に求められているものであったり、その国家資格ならではの特性があるからです。

三福祉士の中で、唯一身体を使う福祉ができるのが介護福祉士

その中で介護福祉士が、社会福祉士や精神保健福祉士と明らかに違う点があります。
それは、三福祉士の中で唯一といっても良いと思いますが、自分の身体を使ってご利用者様に福祉を提供する点だと思います。

身体で接する福祉=ご利用者様の状態が直感的にわかる!

食事介助
三福祉士のうち、社会福祉士と精神保健福祉士は主として頭と心を使って、例えばご利用者様やそのご家族様の相談に乗ったり、家庭と医療機関の橋渡しをしたりするのが仕事になってきます。
(仕事はほんの一例です。これ以外の仕事も多岐にわたっていろいろあります。)

介護福祉士は、頭と心を使うのはもちろん、これに加えて身体を使ってご利用者様に福祉・介護を提供します。具体的には、入浴介助、食事介助、排泄介助といった三大介護が身体を使った福祉・介護の代表的なものと言えます。

それ以外にもご利用者様がベッドから車いすに移るときの介助(移乗)だったり、車いすを押したり(移動)、レクリェーションや趣味活動のお手伝い(余暇支援)なども身体を使った福祉・介護に含まれると言えます。

ご利用者様と身体で接する事が多いので、例えばご利用者様の体温が高いかな・・・とか、呼吸が荒いかな・・・とか、関節の開き方が今までよりも悪く関節が固くなったかな・・・といったご利用者様の変化が直接、直感的にわかります。

社会福祉士や精神保健福祉士だと、ご利用者様の身体に触れて仕事をする場面は少ないので、ご利用者様の変化に直接、直感的に気づくという機会は少ないと思います。

その点、介護福祉士はご利用者様の身体に触れて仕事をする場面がほとんどなので、ご利用者様にとって最も身近な三福祉士と言えると思います。

身体で接する福祉=色あせることのない経験値!

社会福祉や介護保険などの制度は、年数経過とともに法改正などがあり、その度に国家資格所有者も制度や法の改正点を勉強しなければなりません。

介護福祉士もその点はある意味では社会福祉士や精神保健福祉士と同様と言えますが、年数が経過しても変わらないもの=人間の体温や血圧や脈などの平均的な値など、人間が人間として生きる営み、それに対して三福祉士の中で唯一アプローチできるのが介護福祉士と言えます。

身体を多く使い、いかに多くかつ思いやりをもってご利用者様と接することができるかで、この人間が人間として生きる事に対するカンが研ぎ澄まされていきます。そしてそのカンは制度や法律が変わっても色あせることのない介護福祉士の経験値になるのです。

このような三福祉士の中で、唯一身体を使うオールラウンドな福祉士=介護福祉士を目指してみませんか?

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