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高齢者の方・ご家族の方向けコラム

高齢者を適切に介護するには。介護行う際に正しい心構えを持ちましょう

高齢者介護は、様々な苦労がありますが、楽しみややりがいなどもあります。また、介護を行う中で正しい心構えを持ち、高齢者と向き合うことが重要なことになります。
高齢者を適切に介助するために、介護を行うための正しい心構えについて、まとめました。

高齢者を労わり、謙虚な気持ちで向き合う

高齢者は、介護者よりも長い人生を歩み、様々な経験をしてきた人生の先輩に当たります。しかし、認知症という病気により、まったく別の人格となっていることも少なくありません。そのため、介護をしているとどうしても上から目線で介護をしてしまう事もあり、高齢者に対し冷たくあしらってしまう事も少なくありません。しかし、高齢者は人生の先輩でありなおかつ、自分たちの知らないことを教えてくれる大切な存在であるという事を理解し、謙虚な気持ちで向き合うことが重要となります。

介護の基本は傾聴から始まる

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介護をするに当たり、「時間」という物が限られている中で、どうしても介護者主体となった介護になってしまうことがあります。そのため、高齢者の訴えを聞き入れることができず、冷たい対応をしてしまう事も少なくありません。しかし、介護を行っていく上で、高齢者の心の声を聴き、高齢者に目を傾けることがとても重要なことになります。介護の基本として、相手の話をきちんと傾聴し共感し受容することが、何よりも介護を行っていく上で重要なことになります。そうすることで、介護者と高齢者との間で、信頼関係がうまれ良いコミュニケーションがとれるようになります。

高齢者主体の介護とは

高齢者主体の介護を行うに当たり、すべてを高齢者に合わせ任せることというわけではありません。高齢者が主体的に動けるように、援助し支援していくことが重要なこととなります。できないところを援助し、できるところを伸ばしていくことで、高齢者の残存機能の維持・増進を図ることが重要となり、時には介護者が主体となり高齢者を支えていくことが重要になります。そのため、高齢者個人個人の気持ちに寄り添い、介護を実践していく気持ちを持つことが重要です。

まとめ

高齢者を適切に介護するには、高齢者主体の介護が重要なことになりますが、時には介護者が主体となり高齢者を支えていくことが重要なことになります。また、高齢者を人生の先輩として、労わり尊敬し互いに支え合う人間として関わっていくことが、介護者としてまた、人生の後輩として正しい心構えとなります。

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